フォルクスワーゲン 新型パサート 海外試乗レポート/竹岡圭(3/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:フォルクスワーゲングループジャパン
「百塔の街」プラハを観光
さて、お腹も大満足と言うことで、気持ちよーくドライブを続けていると、遠くにオレンジ色の屋根と、たくさんの尖塔が見えてきました。そう、チェコ・プラハの街です。「百塔の街」と言われるプラハですが、一説によると1814年に数えたら473塔あった、いや600塔はあったと、正確な数はわからないそう。まぁとにかく、街中が塔だらけなんですよね。
観光地として有名なのは、旧市街広場に立つ「ティーン聖母教会」と「旧市庁舎の天文時計」。こんなにグルリと重厚感のある建物に囲まれた広場、世界広しと言えども、そうそうお目にかかれるものではありません。夜もライトアップされてキレイだったけれど、早朝もまた美しかったなぁ~。
このティーン聖母教会に入るには、手前のティーン学校と一角獣の家の間を抜けて行かなければ入れなかったりと、なんとも不思議な構造になっていたりするのですが、そのあたりも歴史の積み重ねだと思えばなんともユニーク。でも、今回は残念ながら時間がなくて、中に入ることはできなかったんですよねぇ。う~ん、残念。
観光スポットと言えば、ヴルタヴァ川に掛かるカレル橋にも行きました。ヴルタヴァ川って日本の子供ならだれでも知ってる「ボヘミアの川よ~モルダウよ~♪」のモルダウ川(ドイツ語)なんですよね。私は今回初めて知ったんですけど(笑)。
ここから見えるオレンジの屋根が連なる景色はザ・プラハ! いやぁ~、プラハに来たんだなぁ~と実感できるスポットでした。今度来る時は、是非ヴルタヴァ川クルーズとかしてみたいなぁ~。
というのも、私もう1回プラハに是非行かなきゃというような忘れ物をしちゃったんですよ。カレル橋には彫像が30体も並んでいるのですが、旧市街広場側から右側8体目の「聖ヤン・ネポムツキー像」の台座に触るといいことがあるらしいんです。いいことがあるらしかったんです…。実はね、あまりの人の多さに、ホンの少し手前でUターンして戻っちゃったんですよ。だってそんな言い伝え、日本に帰国してから知ったんだもーん(涙)。
でもパサートは取り回しがいいから、大きさを感じさせないし、視界もよく感覚が掴みやすいので、慣れない右側通行だというのに、なんの苦も無く走れちゃいましたけど、せっかくだからちょっとトラムにも乗ってみたかったんですよね(笑)。
いつかまたプラハに行ける日を夢見つつ、日本に新型パサートがやってくるのをまずは楽しみに待ちたいと思います。
ちなみに1.4リッターターボモデルはDSGと組み合わされて日本へ導入される予定です。そして、速いヤツ(笑)、ディーゼルバイターボも少々遅れつつも入ってくるらしいですよ~。速いディーゼルモデルが欲しいっ!という方もご期待ください。でも時代を考えたら、やっぱり1.4リッターTSIモデルが主流ですよね。こちらでも十二分に速いですから。満足していただけること、間違いナシです!
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