【タイヤ試乗】ブリヂストン REGNO(レグノ)「GR-XI」「GRVII」 プレミアムタイヤ 試乗レポート/山本シンヤ(4/4)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:島村栄二
背が高く大柄なLサイズミニバン特有の不安感が薄らぐ
次は一般道でのレグノ GR-XI/GRVIIの体感試乗だ。
まずは先代アルファード×GRVII(215/65R16)の組み合わせからテストをスタートする。
先代アルファードは直進もコーナリングも綺麗に走らせるのに気を使うのだが、GRVIIを履かせると安心感がアップしているのを実感。センター付近の曖昧な感じがなくなっているので直進性は向上、コーナリングもグラっと傾かない上に骨太な乗り味になっているため、これまで行なっていた修正が少なくなるので、運転がラクになったのを誰でも実感できるはずだ。
途中で2列目/3列目にも乗ってみたが、快適性や安心感はもちろん、最も実感したのは後席から運転席と話をする時だった。普通は自然と大声になってしまうのだが、GRVIIだとその必要がなかったのだ。
レグノ GR-XI/GRVⅡは静粛性/快適性“も”高いタイヤ
今回は、乗り手もカメラマンも[※あ、担当編集もです!(編集部T)]日ごろの行ないがいい!?ので、残念ながらウエット性能を体感することはできなかったが、話を聞くと大きくアップしているようなので、機会があれば確認してみたいと思っている。
耐摩耗性に関しては「性能はいいけど摩耗が速い」、「新品はいいけど摩耗すると性能が…」というレグノ都市伝説も聞くが、「摩耗時の性能維持もシッカリと確認しておりますし、性能の落ち幅も非常に少ないのでご安心ください」とのことなので、心配はいらないだろう。
これまでレグノは「静粛性/快適性“が”高いタイヤ」というイメージが強かったのだが、レグノ GR-XI/GRVⅡは「静粛性/快適性“も”高いタイヤ」に進化したように感じた。そういう意味では、レグノが掲げる「グレードバランス」がより明確に、より実感できるタイヤだと思う。
[レポート:山本シンヤ/Photo:島村栄二]
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