ランドローバー ディスカバリースポーツ 試乗レポート/金子浩久(2/3)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:ジャガー・ランドローバー・ジャパン/金子浩久
オプションで3列7人乗りシートが選択可能に!更に充実の安全装備も
搭載されるエンジンは、すべて横置き4気筒。2リッター直噴ガソリンと2.2リッターディーゼル(ヨーロッパ仕様)。トランスミッションは9速ATと6速MT(ヨーロッパ仕様)。それらと組み合わされる電子制御4輪駆動システム「テレインレスポンス」もイヴォークその他のランドローバーと変わらない。5人乗り版でオプションに設定されているマグネライドダンパーも同様だ。
フリーランダーの後継車とはいえ、ディスカバリースポーツの内容はむしろ刷新された部分の方が多い。
まずは、オプションで3列7人乗りシートが選べるようになったこと。3列目シートは、畳めば荷室の床にフラットに収まり、また床の高さ自体も極力低く造られている。そのためにスペアタイヤは3列シートを選ぶと床下に外から吊り下げることになる。
次に大きな進化は安全装備の充実だ。ステレオカメラによる自動緊急ブレーキが標準装備され、歩行者用エアバッグがオプション設定された。他にも、パーキングアシストやレーンデパーチャーウォーニング、ブラインドスポットモニタリングなど現代の標準的なデバイス類が盛り込まれている。
ランドローバーらしいのが、これらにトレーラースタビリティアシストやトウアシストおよびトウヒッチアシストなどが含まれていることだ。どちらもトレーラーを牽引する際に助けになってくれる。
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