BMW2シリーズアクティブツアラー試乗レポート／五味康隆(1/3)
- 筆者：
- カメラマン：小林岳夫 Text ： 五味康隆
歴史に名を残す、BMW初のFFモデル
![BMW 2シリーズアクティブツアラー「218i アクティブツアラー」[ボディカラー：プラチナ・シルバー]](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/1976698/011_o.jpg)
待っていた方がいるかもしれない。首をかしげる方もいるかもしれない。BMWにとって新たなモデルであり歴史的モデルの『2シリーズアクティブツアラー』が登場した。
と言っても、ここ最近はBMWの新車ラッシュ。フルモデルチェンジだけで、ハイパフォーマンスモデルの「M3」「M4」、SUVモデルで「X6」。ゼロからスタートした新規モデルでは、SUVカテゴリーに「X4」が導入されたし、ミドルクラスセダン市場に4ドアクーペの「4シリーズグランクーペ」も誕生。さらにBMWの次世代車ブランド「i」から、電気自動車「i3」やスーパースポーツ「i8」も誕生している。
こうして改めて書き出してみて、これら全てが今年1年の間に登場したBMWの新型車であり、多くの車種数が様々なカテゴリーに渡って導入されたことに驚かされる。多様化している今の時代のライフスタイルに対応するべく、満足度の高いクルマを提供したいというBMWの強い意思が読み取れるし、変革を遂げているチャレンジの最中とも予想ができる。
そして今回紹介する2シリーズアクティブツアラーは、今年を締めくくるに相応しいBMWの最終兵器のような大注目モデルであり、変革の象徴的なモデルでもある。なぜならBMWの歴史を振り返ってみて、これが初となるフロントエンジン・フロントドライブのFFパッケージを採用しているからだ。
[初のFFモデル、室内の使い勝手は！？・・・次ページへ続く]
【PR】MOTAおすすめコンテンツ
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
この記事にコメントする