【試乗】トヨタ 新型 ヴィッツ RS「G’ｓ」 試乗レポート／河口まなぶ(1/3)
- 筆者： 河口 まなぶ
- カメラマン：茂呂幸正
好印象なホットハッチ「ヴィッツ Ｇ‘ｓ」
![トヨタ 新型 ヴィッツ 1.5 RS "G's"(2WD)[ボディカラー：ボルドーマイカメタリック(G's専用色)]](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/1774965/005_o.jpg)
![トヨタ 新型 ヴィッツ 1.5 RS "G's"(2WD)[ボディカラー：ボルドーマイカメタリック(G's専用色)]](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/1774965/027_o.jpg)
トヨタ86のマイナーチェンジモデルに続けて、久々に乗ったトヨタ ヴィッツ RS「Ｇ‘ｓ」。こちらもなかなか好印象のホットハッチに仕上がっていた。
ベースとなるヴィッツがマイナーチェンジしたことを受けて、ヴィッツ Ｇ‘ｓも細かな変更が加えられたわけだが、走りに関して実に細かにアップデートを行なっている。
例えば従来からのスポット溶接の打ち増しに加えて、センタートンネルブレースの改良、リアフロアへのブレース追加によって剛性を高めたとリリースに記される。また同時にサスペンションに専用チューニングを施した他、電動パワステを採用して走行性能を一層高めた…という趣旨だ。
もっとイケる！と思わせる身のこなしの良さ
![トヨタ 新型 ヴィッツ 1.5 RS "G's"(2WD)[ボディカラー：ホワイトパールクリスタルシャイン(G's専用色)] 試乗レポート／河口まなぶ 2](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/1774965/060_o.jpg)
![トヨタ 新型 ヴィッツ 1.5 RS "G's"(2WD)[ボディカラー：ホワイトパールクリスタルシャイン(G's専用色)] 試乗レポート／河口まなぶ 5](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/1774965/049_o.jpg)
では、早速走らせてみよう。今回の試乗場所は富士スピードウェイのショートコース。この手のモデルにはうってつけの舞台である。
コースに入ってすぐに気がつくのは、実にスッキリとした身のこなしが実現されていること。この手のモデル、特にFFコンパクトハッチは、サーキット等で走らせると“のれんに腕押し”な操作感が常で、さらにそこから生まれるダラーっと冗長な動きを我慢することになる。
しかしヴィッツ Ｇ‘ｓは歯ごたえの良い感覚を思わせ、キビキビとした動きを見せる。だからすぐに、「あ、これはもっと走ってくれる」ということが分かるわけだ。
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1970年生まれ。大学卒業後、出版社のアルバイトをしたのちフリーランスの自動ライターとなる。1997年に日本自動車ジャーナリスト協会会員となり、自動車専門誌への寄稿が増え、プレイステーション「グランツーリスモ」の解説も担当。現在、自動車雑誌を中心に一般誌やwebで自動車ジャーナリストとして活躍。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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