日産 新型 エルグランド[2014年1月ビッグマイナーチェンジモデル] 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)

日産 新型 エルグランド[2014年1月ビッグマイナーチェンジモデル] 試乗レポート/渡辺陽一郎
NISSAN NEW ELGRAND 250Highway STAR Premium(日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム)[2WD] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)] 画像ギャラリーはこちら

Lクラスミニバンの老舗ブランドが挑む更なる進化

日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/2014年1月ビッグマイナーチェンジモデル] 試乗レポート/渡辺陽一郎 9

Lクラスミニバンのパイオニア「日産 エルグランド」が2014年1月にビッグマイナーチェンジを実施した。ご覧の通り、より迫力を増したエクステリアなど変更点は多岐に渡る。老舗ブランドが挑む更なる進化について、自動車評論家の渡辺陽一郎が迫る!

ミニバンの歴史はセダンやSUVに比べてかなり浅い。1960年代までは、3列のシートを備えたクルマといえば、一部のステーションワゴンを除くとマイクロバスだった。1970年代に入って「トヨタ ライトエース」などの商用ワンボックスバンをベースにした3列シート車が登場。1982年発売の初代「日産 プレーリー」から、主に乗用車をベースとした、いわゆる”ミニバン”が少しずつ投入されるようになった。

それでも1980年代はワンボックス型ワゴンが全盛。1990年に商用バンと共有しない乗用車専用設計の初代「トヨタ エスティマ」が発売され、当時のRVブームと共に人気を高め、より多くのユーザーがミニバンカテゴリーにも目を向けるようになっていた。1996年になると「ホンダ ステップワゴン」、「トヨタ イプサム」、「トヨタ タウンエースノア/ライトエースノア」の初代モデルが発売され、本格的なミニバン時代が到来した。

日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム[2WD/ボディカラー:インペリアルアンバーパール(新色・Higway STAR専用色)]

ただし、ステップワゴンやイプサムは、便利に使えるミドルサイズのファミリーミニバン。憧れの対象という印象ではなかった。この流れを変えたのが、1997年に登場した初代「キャラバン/ホーミー エルグランド」だ。Lサイズのボディは車内も広く、内外装は豪華な仕上がり。エンジンはV型6気筒の3.3リッターと直列4気筒3.2リッターのディーゼルターボを用意して、動力性能にも余裕を持たせた。初代キャラバン/ホーミーエルグランドは人気車になり、ミニバンのイメージを大きく高めている。2002年には2代目にフルモデルチェンジされたが、トヨタも同じ時期に「グランビア」など複数のLサイズミニバンを「アルファード」に統合。販売合戦に発展し、エルグランドは不利を強いられた。

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3代目エルグランド、4年目の刷新

NISSAN NEW ELGRAND 250Highway STAR Premium(日産 新型 エルグランド 250ハイウェイスター プレミアム)[2WD]

そこで2010年に登場した3代目の現行エルグランドは、ライバル車の「トヨタ ヴェルファイア/アルファード」と同じく、駆動方式を前輪駆動に変更。背の高いLサイズのミニバンでありながら、走行性能を大幅に向上させた。

そしてあれから早くも4年近くが経過。日産 エルグランドは2014年1月に大幅なマイナーチェンジを行っている。グレードの大半を占めるエアロパーツを備えた「ハイウェイスター」はフロントマスクを変更。メッキグリルは上下幅を増して、LEDヘッドランプやフロントバンパーも形状を変えている。グリルの周囲はメッキパーツで縁取りされ、存在感が大幅に増した。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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