ミニ ミニクーパーS(AT) 試乗レポート

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:小平 寛
ミニ ミニクーパーS(AT) 試乗レポート
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オプション注文によるATモデル

フロントビューリアビュー

ミニの最強ホットモデル、クーパーS&クーパーSコンバーチブルに、ATモデルが登場した。ミニのラインアップは、「ワン」「クーパー」「クーパーS」の3つ。コンバーチブルモデルは「クーパー」と「クーパーS」のみとなる。「ワン」と「クーパー」は出力こそ違えど同じNAエンジンだが、「クーパーS」にはスーパーチャージャーが搭載されており、シリーズの中でもいちばんスポーティなモデルとして位置づけられている。そして、そのパワーを受け止めるべく、足回りもそれなりなガッチリした設定となっているのが特徴だ。

今まで「クーパーS」にはショートストロークでスポーティな味付けの6MTしかラインアップになく、ユーザーが限定されてしまうのが難点だったが、そこを解消するべくATが用意された。ちなみにこのATはカタログモデルとして登場するわけではなく、オプションとして用意されたのも面白いところだ。

CVTでなく、6速ATを設定。

インテリアフロントシート

クーパーSにATが追加されたことについてミニの他モデル、「ワン」「クーパー」のいわゆるATは「CVT」なのにもかかわらず、クーパーSに搭載されたのは、トルクコンバーターを介した「AT」。今回、ATモデルが追加されたこと自体もビッグニュースではあるが、CVTではなくATだったことも、見逃せないポイントなのだ。

なぜかというと、ミニのCVTはお世辞にも出来がいいとは言い難いからである。コンピューターのマップの入れ替えなどにより、徐々に改善されてはいるものの、特に発進時のショックは未だかなり大きい。クーパーSがATを選択した理由は、ビッグトルクとCVTという組み合わせが難しかったからだろうが、ATということでフィーリングがかなり気になるところなのだ。

ちなみに採用されたのは、アイシン製の6速AT。MTゲートに放り込むか、ステアリングに付いたパドルシフトで、自分流のシフトチェンジも可能となっている。

期待以上の走りを提供してくれる。

エンジン走り

期待しながらアクセルを踏み込むと、まずCVTでは気になっていた発進時のショックがナイことに感動する。かなり滑らかにつながってくれるのだ。そのまま加速を続けていくと、ほぼ変速ショックもなくシフトアップしていってくれる。さらに、高回転まで引っ張ってくれることを期待して全開で加速してみると、期待通りレッドゾーンギリギリまで引っ張ってくれるという、シフトスケジュールを組んでくれる。加えて、減速すると、自発的にダウンシフトまでしてくれるのだ。Dレンジに入れっぱなしでも、十分に走ってくれるというワケである。

続いてステップトロニックのゲートを選択すると、これまた期待通り、タイムラグが少ない積極的な選択が可能。見た目はオモチャっぽいステアリングに付いたパドルスイッチのほうも、フィーリングはかなりスムーズ。ちなみにパドルスイッチのほうでは、シフトレバーはDレンジに入れたままでもシフトチェンジができる。変速後そのままにしておくと、また自動的にDレンジに戻ってくれるので、急なシフトダウンが必要なときでも、レスポンスのよい対応ができるのは便利だ。

こんな乗り方、こういった人にオススメ。

トランクルームタイヤ

至れり尽くせりのATだが、弱点もないわけではない。

CVTも苦手とするような、チョコチョコアクセルを煽るような走り方をすると、ATが迷ってしまうことがあるのだ。一気にトルクが立ち上がるスーパーチャージャーとの組みあわせと、スポーティな走りを学習させてしまったことに原因がありそうだが、こんなときはステップトロニックに切り替えたほうが気持ちよく走れる。臨機応変に操作すれば、MT顔負けのスポーティな走行ができてしまうというワケだ。

最強スポーティモデル「クーパーS」が欲しいけれど、AT限定免許や家族会議などにより諦めていた人には、期待にバッチリ応えられるATと言っていいだろう。なので、普段は渋滞の中を通勤→休日はワインディングを走りに行く、平日は奥様のお買い物クルマとして→お休みの日は走り好きのご主人が楽しむマシンとして、なんていう使い方には、ピッタリのモデルになってくれるに違いない。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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