スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA」[300台限定] 試乗レポート/マリオ高野(1/4)

  • 筆者: マリオ 高野
  • カメラマン:オートックワン編集部・スバルテクニカインターナショナル[STI]
スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA」[300台限定] 試乗レポート/マリオ高野
スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:タンジェリンオレンジ・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:タンジェリンオレンジ・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:サテンホワイト・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:サテンホワイト・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:サテンホワイト・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:サテンホワイト・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:サテンホワイト・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:タンジェリンオレンジ・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:タンジェリンオレンジ・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:タンジェリンオレンジ・パール] スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA  NBR CHALLENGE PACKAGE [RECARO]」[300台限定/ボディカラー:サテンホワイト・パール] 画像ギャラリーはこちら

魂を抜かれるほど感動する、空前の驚愕ハンドリング!

スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA」試乗レポート[高速道路編]1

不肖マリオ高野、40年の人生で最大級の衝撃を受けました。ハタチで免許を取って以来、スバル車に魂を抜かれるほど感動したのはこれで何台目になるか数えきれませんが、その中でも1~2を争う超ド級の衝撃です。

そんな衝撃を与えてくれたスバル車の名は、「WRX STI tS TYPE RA」

7月2日に発売され、瞬く間に限定300台のうち260台が売れてしまったSTIの最新コンプリートカーです。

悶絶ポイントはいくつもありますが、まず大特筆したいのが空前の驚愕ハンドリング。「超鋭敏なステアリングレスポンス」と「鉄壁の安定性」という、本来なら相反するはずのふたつの要素がありえないレベルで両立しているのです。その秘訣はステアリングのギア比が「11対1」という、市販車ではおそらく可変式を除いては世界唯一のクイックなレシオの採用で、これが威力満点の最終兵器として、異次元の操縦性を生み出しました。

峠の走りっぷりは、もはや「未知との遭遇」・・・

スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA」試乗レポート7

峠道のコーナーでは思いのままにグイグイと向きを変えてくれるのですが、まるでフロントにエンジンが搭載されていないMR車のように鼻先が軽く感じられるのです。さらにキツメのコーナーで追い込むと、普通ならフロント外側のタイヤに荷重が集中してギャギャギャ~とスキール音が鳴り響き、内側のタイヤの荷重が抜け気味となるはずもそれがなく、フルロールしても4輪の接地圧(荷重)が均一のまま旋回するイメージが伝わります。本当に4輪荷重が均一のまま旋回し続けることはさすがにありえないはずですが、従来のクルマと比べると4輪の接地圧の変動は圧倒的に少ないのでしょう。

車体はロールしているのに、フロントのサスペンションは左右で同じように伸び縮みしているような不思議な感覚も味わえました。ほとんど未知との遭遇です。

高速路での超絶安定性に驚愕するばかり

スバル STIコンプリートカー「WRX STI tS TYPE RA」試乗レポート[高速道路編]3

そして高速道路では、ステアリングに添える親指をわずかに動かしただけで瞬時にヨーが発生し、レーンチェンジが完了。ゲインがメチャクチャ高いのに、リアがムズムズするような挙動は微塵も出ず。4輪がガッチリとグリップしたまま真横に瞬間移動するようでありました。まさにこれも素晴らしくよく出来たMR車のようで、パイロンスラロームが1000km続いても飽きないと思えるほど気持ち良いのです。前後の安全状況を確認し、多少乱暴気味に操作してもVDCが作動するまでもなく瞬時に収束する鉄壁の安定性には、ただひたすら驚愕させられるばかりでした。

[次ページへ続く]

1 2 3 4 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

スバル インプレッサSTIの最新自動車ニュース/記事

スバルのカタログ情報 スバル インプレッサSTIのカタログ情報 スバルの中古車検索 スバル インプレッサSTIの中古車検索 スバルの記事一覧 スバル インプレッサSTIの記事一覧 スバルのニュース一覧 スバル インプレッサSTIのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる