トヨタ iQ 試乗レポート(3/4)
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- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:島村栄二
燃費志向のCVT搭載でクルージング性能重視
3気筒1L、68馬力エンジンで、658ccの軽自動車と比較してみると、最新のダイハツ・ムーヴ・コンテは58馬力。カスタムのターボ車は64馬力なので、加速性能はiQの方が劣っている。しかも、iQのCVTは燃費志向のセッティングなので、加速性能よりも巡航時のエンジン回転を低くする方向なのだ。
町中でのスタートや中間加速は、Dレンジよりも、積極的にB、Sなどのレンジを活用したほうがスポーティに走ることができる。
着座位置はやや低め。座面の高さ調節機能はないので、小柄な人は前方視界に不満を持つかもしれない。とくにモケットシートのほうが低く感じる。本革仕様のほうが高めの着座だ。
ハンドリングは直進時はやや重め、きりこむと軽めの操舵力で、ロールも抑えられている。スポーティ感はある。
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