ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター 試乗レポート/西川淳(1/3)

  • 筆者: 西川 淳
  • カメラマン:ランボルギーニジャパン
ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター 試乗レポート/西川淳
ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター 画像ギャラリーはこちら

唯一の12気筒ミドシップオープンカー

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50周年の節目を迎える今年、ランボルギーニ自身による祝祭にむけた最初の号砲が華々しく市場に解き放たれた。ブランドのフラッグシップカー、アヴェンタドール LP700-4のロードスターバージョン、いよいよ発進、である。

ランボルギーニのフラッグシップロードスターミドシップカーの歴史は、たった一台のみ作られたショーカー、ミウラロードスターにまで遡ることができる(ちなみに、FR時代にも数台のスパイダーがあった)。

アヴェンタドールロードスターのテーマカラーであるライトブルーメタリックは、そのミウラロードスターのボディカラーをモチーフとしたものだ(ミウラロードスターは長らく日本にあったが、現在では有名コレクターの手でオリジナルコンディションにレストアされ、各地のクラシックカーイベントを盛り上げている)。

そして、ディアブロ、ムルシエラゴと続いたロードスターの歴史が今、アヴェンタドールにも引き継がれた、というわけである。現在、世界で生産されている唯一の12気筒ミドシップオープンカーの国際試乗会が、アメリカマイアミはホームステッドレースウェイを起点にして、開催された。

ルーフの着脱は“手動”

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ロードスター化にあたって、ランボルギーニのデザイナーチームが留意したのは、クーペのシルエットやトップビューを絶対に崩さないことだった。肝心のカーボンルーフパネルを二枚組とし、“手動”での取り外しタイプとしたのも、スタイルを守ることと、むやみに重量を増やさないため、である。

けれども、クーペとまるで同じ、というわけじゃない。Aピラーからリアエンドにかけての“上半身”はまるで違う見栄えとなり、よりエキセントリックな雰囲気だ。特にエンジンフードとリアピラーまわりのデザインは、圧巻のひとこと。車高は(ルーフパネルがないオープン状態で)25ミリも下がり、いっそうワイド&ローにみえる。

パネルの取り外しはいたってシンプルな方法である。シート背後のボタンでロックを解除し、バックを前に倒して、二枚のパネルを取り外す。重さは6キロ弱だから、意外に軽い。それを、フロントブートレッグの決められた位置に収納する。

オープン化にあたっては、各種の補強や再チューニングも施された。アヴェンタドールにはそもそも強固なCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製モノコックボディが採用されており、ルーフパネルを外してもまだ十分なボディのねじれ剛性を保つ。

けれども、ピラーやサイドステップを強化し、クーペには及ばないまでも同じくロードスターであったカレラGT級のねじれ剛性を確保した。ポップアップ式のロールオーバーバーも備わっている。クーペに比べて、50キロの重量増に収まった。

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西川 淳
筆者西川 淳

別名ボンジョルノ西川が示すとおり、大のイタリア好き。乗り手をワクワクさせる、刺激に満ちたクルマが好きなので、自然にイタリア車に接することが多い。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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