日産シルフィ試乗レポート/松下宏(1/2)

  • 筆者: 松下 宏
  • カメラマン:オートックワン編集部
日産シルフィ試乗レポート/松下宏
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海外市場を意識して開発された日産を代表するミドルセダン

日産日産

 フルモデルチェンジを受けた日産のシルフィは、旧型モデルまではブルーバード・シルフィと呼ばれており、今回のモデルから単にシルフィと呼ばれるようになった。

ブルーバードの名前が消えることが大きな話題になったが、これも時代の流れだろう。日産車で古くからの名前が残っているのは、フェアレディZとスカイライン、キャラバンくらいになった。

新しいシルフィもブルーバードが担ってきた日産を代表するミドルセダンという位置づけは変わらない。

ただ、4月の北京ショーで発表されて、日本に導入されたのが12月ということからも分かるように、日本市場よりも海外市場を意識して開発されたクルマだ。

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世界市場を見据え、5ナンバーから3ナンバーへ

日産日産

これまで日本の5ナンバー規格に収まるクルマとして作られてきたのに、今回のモデルでは全幅が1760mmの3ナンバー車になったのも世界市場での販売を考えてのことだ。

全高は心持ち抑え気味の1495mmで、これまでのモデルに比べるとワイド&ローの均整の取れたプロポーションを持つ。

日本の5ナンバー規格は、そもそもが標準関税障壁として設定されたもので、クルマとしてのバランスを考えたものではない。シルフィくらいの縦横比がちょうど良いといえる。

外観デザインは端正な4ドアセダンといったイメージ。横から見ると大きなキャビンがセダンとしての居住性の高さを想像させる。全体にすっきりした感じのセダンらしい良いデザインだと思う。

内装のデザインも広がり感を演出したインパネや明るく見やすいファインビジョンメーター、木目調パネルなどによって質感が表現されている。

ソフトパッドを採用することなども含めてかなり良くできているが、どうせなら木目調パネルを連続感のあるものにして欲しかった。 また、パーキングブレーキレバーがセンターコンソールの左側の運手席から遠い位置にあるのは、左ハンドル仕様のままであることがひと目で分かる部分。日本に由来する自動車メーカーなのだから、日本向けの仕様を力を入れて作って欲しい。

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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