トヨタ アクア 徹底検証 試乗レポート/清水草一(3/3)
- 筆者: 清水 草一
- カメラマン:フォッケウルフ
リッター50キロ超えも夢じゃない!
トータルで見ると、アクアは、実用性を満たしつつ、意外な楽しみのあるクルマです。
ハンドリングがいいことを筆頭に、オプションのマルチインフォメーションディスプレイは、8種類の表示画面があって、渋滞中でも飽きない。スタートからのガソリン代が表示される「エコウォレット」なんざ泣かせるぜ。ただし「エコジャッジ」は判定基準が未熟で無意味。あれは無視するに限りますな。
渋滞での燃費アタックでは、リッター50キロ超えも夢じゃない。高速道路の自然渋滞のような特殊な状況では、ていねいに走れば、想像を絶する燃費を叩き出すことができます。単なる自己満足ですが。
実はワタクシ、アクアを早々に売って、マツダのクリーンディーゼルに買い替えようかとも思ったのですが、東京に住んでいると、渋滞と仲良くしなきゃやっていけないでしょ?
市街地走行は得意中の得意。ロングドライブも苦にしない。ボディはコンパクトで駐車しやすく、維持費も安い。オレンジ色のボディは、とりあえず今のところビックリするほどガン見される。
外観デザインはイマイチで、あまり好きではないけれど、現在の満足度は85点というところ。とりあえずしばらくは、“みかん2号”こと、オレンジ色のアクアに乗ってみようと思ってます。
アクアを検討中の皆様、参考になりましたでしょうか? END
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