ルノー、「トゥインゴ ルノー・スポール」と「メガーヌ エステート GT 220」を発売 ~ルノー・スポールモデルの開発テストを日本で実施~
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ルノー・ジャポンは、「トゥインゴ」と「メガーヌ エステート」に、ルノーのモータースポーツ部門「ルノー・スポール」のチューニングを施したモデル『トゥインゴ ルノー・スポール カップ』、『メガーヌ エステート GT 220』を販売開始する。
販売は、『メガーヌ エステート GT 220』が5月16日(木)から、『トゥインゴ ルノー・スポール カップ』は30台限定で5月9日(木)からとなる。
トゥインゴ ルノー・スポール カップ
『トゥインゴ ルノー・スポール カップ』は、ベースモデルである「トゥインゴ」のボディに、1.6リッターハイパワーエンジンを搭載し、そのパワーに合わせてシャシーを強化している。
ボディカラーは、ルノー・スポールモデルのシンボルカラーである特別色のジョン シリウスメタリック。
ハンドルは、左ハンドルのみの設定となる。
販売価格(消費税込)は、2,350,000円。
【主な装備】
ブリリアントブラック ドアミラー/ブリリアントブラック リアスポイラー/17インチ ブリリアントブラック アロイホイール/ブラックファブリック×ホワイトレザー調コンビフロント/リアシート(イエローステッチ)/レザー調メーターフード(イエローステッチ)/ホワイト×ブラック革巻きステアリング(イエローステッチ)
メガーヌ エステート GT 220
『メガーヌ エステート GT 220』は、ルノー・スポールが手掛けた高性能グランツーリズモ。
搭載するエンジンは、「メガーヌ ルノー・スポール」と同じ形式の2リッター ツインスクロールターボエンジンで、最高出力220馬力/最大トルク340N・mを発生。シャシーは、「メガーヌ ルノー・スポール」のシャシーをベースに、専用チューニングが施されている。
『メガーヌ エステート GT 220』には、ルノー・スポールモデルに搭載されているR.S.モニターが搭載されている。
R.S.モニターは、スポーツドライビングをサポートする装備で、馬力、ブースト圧、スロットル開度などの走行中のデータをリアルタイムで表示するほか、ラップタイム計測、0-100km/hタイムといったパフォーマンス情報を表示する。
他にも、日常の使い勝手を高める装備として、ヒルスタートサポート、スタート&ストップ機能、エナジースマートマネジメント機能が搭載されている。
ボディカラーは、ブルー マルトメタリック/ブラン ナクレメタリック/グリ エクリプスメタリック/ノイワール エトワールメタリック/ルージュ ディナメタリックの5色。
販売価格(消費税込)は、3,190,000円。
ヨーロッパ以外で初となる開発テストを、日本で実施
ルノーのモータースポーツ部門「ルノー・スポール」は、これまで車輌の開発テストをヨーロッパのみで行っていたが、今回ヨーロッパ以外で初となる開発テストを、4月12日(金)~17日(水)の期間、日本で実施した。
今回テストのために来日したのは、チーフシャシーダイナミクスエンジニアのフィリップ・メリメ氏、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで市販FF車最速タイムを記録したロラン・ウルゴン ドライバー、ジャン・カルカ/国際マーケティングマネージャーの3名。
テストチームは、まず4月12日(金)~14日(日)までの3日間で、東京‐京都‐大阪の高速道路、首都高速道路、街中から山道までの公道を走行し、日本の交通環境、道路環境を調査。
15日(月)には、鈴鹿サーキットを4時間占有しテスト走行を行い、17日(水)には15日(月)のテスト結果を踏まえた評価のためのタイムアタックを行った。
ルノー・ジャポン 大極司代表取締役社長は、「ルノー・スポールの全面的なバックアップを得て、今後も走りの際立つモデルを数多くラインナップし、日本のスポーツ車ファンの皆さんと共に大いに楽しんでゆきたいと思います。」とコメントしている。
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