ルノー ルーテシア ナイト&デイ 新型車速報
- 筆者:
名前は特別仕様車っぽいですが・・・
本日、ルノー「ルーテシア ナイト&デイ」が発表となった。
「ルーテシア ナイト&デイ」という名称から、特別限定車かと思われるかも知れないが、これは特別仕様車ではなく、れっきとしたカタログモデル。さらに追加グレードかと思いきや、そうではなくモデル名とのこと。
そのため、今までは「ルーテシア」というモデル名称に各グレードが存在したが、今回の発表により「ルーテシア」は無くなり「ルーテシア ナイト&デイ」というモデル名になった。
そもそもルーテシアは、1991年に発売されてから今までの累計販売台数は、12,400台をやや超える程度。日本での販売では、これでも最も売れているルノー車だ。
だが、ルーテシア(海外名:クリオ)の世界における販売台数は、想像を絶する。
その数なんと累計で1,000万台、販売国においては100ヶ国を超える。さらに1991年、2006年の2回、欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。同名車種で2回も受賞するのは、史上初の快挙だという。
欧州では高い評価を受け、飛ぶように売れているルーテシア(クリオ)。そんなルーテシアが名称新たに登場した。といっても、その内容は、先に販売していた1.6リッター ATのルーテシアに各種装備が変更されているというもの。
具体的には、16インチアルミホイールにドアミラーはヒーター付電動格納式となり、リアガラスがプライバシーガラスとなった。また、インテリアではセンターコンソールなどがピアノブラック調のパネルになっており、レザー調ヘッドレストが採用されているなど。
ちなみに、グレードは1グレード・ATのみでマニュアルが無くなってしまったところが、ちょっと寂しく感じる。価格は214万8千円、以前のルーテシア1.6リッター ATモデルは219万8千円だったので、安価なプライスで装備が充実したのは朗報だ。
手頃な価格で買えるフレンチハッチ「ルーテシア」。コストパフォーマンスでは国産車に分があるが、手軽に輸入車の魅力を味わいたい方などへいかがだろうか。
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