ルノー カングー 限定車「クルール」第四弾 新型車速報 ~テーマは「毎日に花を」~

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ルノー カングー 限定車「クルール」第四弾 新型車速報 ~テーマは「毎日に花を」~
2013年版限定車「ルノー カングー クルール」とルノー・ジャポン 大極 司 代表取締役社長 ルノー・ジャポン マーケティング部 商品・広報グループ チーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさん ルノー・ジャポン 大極 司 代表取締役社長 「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」 (Tentation VIOLET:誘惑の紫)](2013年版) 「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」](手前) 「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」] 「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」] 「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」] 「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」] 「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」] 直列4気筒 DOHC 16V 1.6リッターエンジン 「ルノー カングー クルール」をイメージした華やかなブーケ 画像ギャラリーはこちら

「色」という名の限定車、2013年版はビビットなカラーに圧倒!

2013年版限定車「ルノー カングー クルール」とルノー・ジャポン 大極 司 代表取締役社長

ルノージャポンは、同社筆頭の人気モデル「カングー」に専用ボディカラーの限定車「カングー クルール」を発表した。クルールはフランス語で「色」(カラー)を意味するネーミング。毎回アッと驚く限定色で登場し、しかも早々に完売するほど好評で、今回で4回目の登板となる。

さて、2013年モデルのクルールには、いずれも楽しい雰囲気の全3色が用意される。今回はどんな驚きを与えてくれるのか、詳しく紹介していこう。

フランス人の生活にビビットな「花」は欠かせない!

昨年2012年版のクルールは1960年代の純正色をイメージしたパステル調のカラーリングだったが、写真を見て頂ければ判るように、今度のモデルは一転して華やかな雰囲気に圧倒されている!

2013年版「ルノー カングー クルール」のテーマは「毎日に花を」。ルノージャポンのチーフ・マーケティングマネージャー、フレデリック・ブレンさんは、『フランス人の生活に「花」は欠かせない』と話す。記念日の特別なプレゼントだけではなく、男性でも仕事帰りなどにさりげなく買って帰るのが、ごく普通なことだという。そしてこうも付け加える。『贈る相手へのエモーション(感情)の高さは、花の彩度に現れる』と。彩度の低いパステルカラーよりも、ビビットな花のほうが「好き」の感情が強いというワケだ。

フレンチ流にいくなら、恋人やパートナーには絶対に鮮やかな色の花を!・・・とはブレンさんの談話でした(笑)。

誘惑の紫色「タンタシオン ヴィオレ」

「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」 (Tentation VIOLET:誘惑の紫)](2013年版)

さて、お披露目の会場でもっとも目立っていたのが、ひときわビビットな紫色の「タンタシオン ヴィオレ」(Tentation VIOLET:誘惑の紫)。『気になる人の心を「誘惑」する時に贈る紫の花』をイメージしたのだという。

ルノー カングーはフランスで年間約11万台が生産され、その半分が商用車だ。白1色が当たり前の日本車とは違い、かの地では様々なカラーリングで使用されるのが当たり前。そのために、カングーを造るルノー モブージュ工場では、実に250色(!)のカラーリストに対応出来る体制を整えている。しかも最低30台からOKとするため、下地を生産ラインで塗った後に、わざわざ職人の手作業による別工程で色塗りするのだという。カングー クルールも、日本仕様だけのためにわざわざ特別にカラーリングされる。一昨年モデルのピンク色を造った際には、さすがのフランス人スタッフたちも驚きを隠せなかったようで、めいめいに写真を撮ったほどだという。今回のタンタシオン ヴィオレも、きっとフランス北部のモブージュの地でも、大いに話題を呼んだことだろう。

「ルノー カングー クルール」をイメージした華やかなブーケ「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」]「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」]カングー クルール専用カーナビゲーションシステムルノー・ジャポン 大極 司 代表取締役社長

勇気の黄色「クラージュ ジョン」

「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:黄色「クラージュ ジョン」 (Courage JAUNE:勇気の黄色)]

続いてのカラーも目にもまぶしい鮮やかな黄色「クラージュ ジョン」(Courage JAUNE:勇気の黄色)。『元気になってほしい人を「勇気」づける時に贈る黄色い花』をイメージした。

2002年に日本への正規導入が始まった先代(初代)カングーで、ユーザーから一番の人気を博していたのがイメージカラーのビビットな黄色。導入当初は6割近くを占めていたほどだという。そして2009年にフルモデルチェンジした現行2代目カングーでも、もちろん黄色が用意された。しかしボディサイズも拡大し、質感も向上した新型カングーには、ビビットだった初代とは違う「ジョン アグリュム」という優しく上質な黄色が与えられた。こちらも新型カングーの訴求色として支持され4割のシェアを誇る。しかし初代の元気なイメージを求める声も大きかったようで、ここに同様のイメージで復活を遂げた格好だ。

「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:黄色「クラージュ ジョン」]「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:黄色「クラージュ ジョン」]「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:黄色「クラージュ ジョン」] インテリア・前後席「ルノー カングー クルール」 運転席・インパネ周り[参考]「ルノー カングー」ベースモデルのイエロー(「ジョン アグリュム」)

くつろぎの青色「カルム ブルー」

「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:青色 「カルム ブルー」 (Calme BLEU:くつろぎの青)]

最後は青色「カルム ブルー」(Calme BLEU:くつろぎの青)。『頑張っている人を「癒し」たい時に贈る青い花」をイメージした。フランスの国旗でもお馴染みの「正調」フレンチブルーだけに、こちらもフランス車を愛する多くのユーザーからの人気を集めそうだ。

カングー クルールは、これまでのモデルがそうだったように、ボディカラーを際立たせるブラックバンパーとブラックリアランプガーニッシュが「あえて」採用されている。安い商用車を想起させるブラックのバンパーは、日本の乗用車では廉価な軽自動車でもほぼ見なくなった。しかしカングーには妙にしっくりとくるし、欧州流のこだわりさえ感じさせるのだから不思議なものだ。今回の限定台数は3台合計で180台のみ。4速ATモデルが229.8万円、そしてこちらも「あえて」用意される5速MTモデルが219.8万円[※共に消費税込み]だ。

限定車「カングー クルール」は、既に発表と同時にルノージャポンへ多くの注文が入っているというから凄い。毎度のセリフになってしまうが、あえて記したい。気になる方は、今すぐ問い合わせを!

「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:青色 「カルム ブルー」]「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:青色 「カルム ブルー」]「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:青色 「カルム ブルー」] タイヤサイズ:195/65R15(前後)+ホイールキャップ「ルノー カングー クルール」ルノー・ジャポン マーケティング部 商品・広報グループ チーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさん
広告ビジュアル[ディレクション:フラワーディレクター 川口昌亮氏]

「ルノー カングー クルール」2013年モデル 主要諸元

「ルノー カングー クルール」[ボディカラー:紫色「タンタシオン ヴィオレ」](手前)

全長x全高x全幅:4215x1830x1810mm/ホイールベース:2700mm/車両重量:1420kg(5速MT)/1460kg(4速AT)/定員:5名/ステアリング位置:右/駆動方式:前輪駆動(FF)/エンジンタイプ:直列4気筒 DOHC 16V/総排気量:1598cc/最高出力:105ps(78kW)/5750rpm/最大トルク:15.1kg-m(148N・m)/3750rpm/トランスミッション:5速MT/マニュアルモード付き4速AT/駆動方式:FF(前輪駆動)/タイヤサイズ:195/65R15(前後)/全国希望小売価格:219.8万円(5速MT車)/229.8万円(4速AT車)[価格は共に消費税込み]

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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