autoc-one.jp 記事・レポート 特集 ベストバイカー 2009年上半期ベスト・バイ・カー【輸入車】/森口将之

ベストバイカー 2009/7/17 10:10

2009年上半期ベスト・バイ・カー【輸入車】/森口将之

関連: ルノー コレオス , フィアット グランデプント , ロータス Text: 森口 将之 Photo: オートックワン編集部/原田淳
2009年上半期ベスト・バイ・カー【輸入車】/森口将之

トータルベストカー/ルノー コレオス

ルノー コレオス フロントスタイリング
ルノー コレオス リアスタイリングルノー コレオス リアロゴ

日産エクストレイルと同じエンジンやプラットフォームを使い、開発も日本で行われ、韓国のルノー・サムスンで作られる。

そんなクルマがルノーらしい乗り味を備えているのか。

そんな不安は走り始めた瞬間に吹き飛んでしまった。しっとりやさしい乗り心地、文句なしの直進安定性、自然なハンドリング。どこをとってもルノーだ。

となると、日本製の2.5LエンジンとCVTによる燃費のよさや運転のしやすさ、信頼性の高さがメリットになってくる。

フランス車はいままでも、デザインと乗り心地はトップクラスだったが、メカニズム(とくにAT)では遅れをとっていた。

でもコレオスはそこに日本製のテクノロジーを合体させた。

ベストは当然じゃないだろうか?

べストドライビングカー/アバルト グランデプント

フィアット アバルトグランデプント 走行
フィアット アバルトグランデプント 走行フィアット アバルトグランデプント タイヤ&アルミホイール

アバルトというと、キュートな500を思い浮かべる人が多いかもしれない。

でも、こと走りで選ぶなら断然グランデプントだ。

同じ1.4Lターボエンジンを積むけれど、パワーやトルクで上回るだけあって、ターボが効いたときのパンチは一枚上手。高回転の伸びやサウンドの活発さも上、イタリアンテイストははるかに濃厚だ。

それ以上に気に入ったのがシャシー。アシにも使えるおだやかな乗り心地を持ちながら、コーナーに入ると前後のタイヤが高次元のロードホールディングを発揮してくれるので、安心してターボパワーを解き放てる。

低めのシートポジションも絶妙なスパイス。

同じアバルトの500よりマニア向けっぽい位置づけも、クルマ好きにとってはマルだ。

ベストデザインカー/ロータス エヴォーラ

ロータス エヴォーラ フロント
ロータス エヴォーラ リアロータス エヴォーラ エンジン

ミッドシップの2+2は、デザインがむずかしいジャンルのひとつだと思う。

2列のシートとエンジンをホイールベース内に収めなければいけないし、かといってホイールベースが長くてはスポーツカーらしい運動性能が実現しにくい。

それを考えると、エヴォーラはみごとだ。

リアシートがあるとは思えないほど、スタイリッシュなシルエットに仕上げているのだから。

キャビンをぎゅっと絞り、前後のフェンダーをフレアさせたメリハリのあるボディサイドもスポーツカーそのもの。

それでいてこれ見よがしな演出はなく、シンプルな線と面でさっと描いてあるのがロータスらしい。

機能重視の造形だからこそ、一段とカッコよく見えるのだ。

筆者: 森口 将之

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