ルノー カングー・イマージュ発表会速報
- 筆者:
SHIHOも注目!?ますますルノーから目が離せませんよ!
小春日和の陽気が気持ちいい3月下旬の29日、東京は代官山にある、蔦谷書店(TSUTAYA)が手がけるライフスタイル情報発信基地“T-SITE GARDEN”にて、またまたルノーが新たなイベントを催したので早速レポートをお届けしたい。
今回のイベントは、カングーに加わった新モデル「カングー・イマージュ」の発表会を皮切りに、ルノー・ジャポンとT-SITE GARDENの期間限定コラボレーションショップ「Vis Tes passions Jardin」 のオープンという2つを記念して開催された。
新たにカングー・シリーズの仲間に加わったカングー・イマージュとは、率直にお伝えすればカングーの上級モデルだということ。15インチアルミホイールをはじめ、レザーステアリング、バックソナー、そして標準でEPS(横滑り防止装置)が装備されるといった、いわばオススメのモデルだ。
ドアを開ければ、そこにはレッド、シルバー、ブラックという、センスの良いオリジナルコーディネートでカラーリングされたシートが備わる。カングーお馴染みの数々の室内収納はこれまでと同様に装備され、駆動面ではFF駆動や1.6リッターエンジン、そしてマニュアルモード付4速ATトランスミッションなどにも変更はない。
ボディカラーはカラフルなメタリック全5色を用意。インテリアカラーは上記の1パターンのみとなる。
「ルドスパス」(ルド:ギリシャ語の“遊び”の意味/スパス:フランス語で空間の意味)として親しまれているカングー。“クルマまるごと遊びの道具”といわんばかりのユニークな存在感を放ち、お値段は2,448,000円という、手頃で戦略的な価格もカングー・イマージュの魅力だ。
実は欧州では当たり前となっている、こういった“遊び主体”のモデルだが、日本ではこのカングーのみ。素朴で愛嬌のあるデザインと、リーズナブルな価格でファンも急増中だ。
ルノー・ジャポンと蔦谷書店は、このカングー・シリーズに目を向け、人間本位のクルマ作りを目指すルノーの考えの下、“シンプルテイスト”のライフスタイルを もっと多くの人達へ広げていこうという想いから、今回のVis Tes passions Jardinを企画。Vis Tes passions Jardinは、まさにこういった形を具現化したショップとして3月30日から、 4月1日までの3日間限定でオープンする。
Vis Tes passions Jardinは、個性を楽しむフランスの小庭がテーマ。“食、健康、ファッション、アート”など、さまざまな分野で活躍しているパッショニストらが、こだわり抜いた書籍、グッズ、食材を販売するアンテナショップだ。
今回のイベントでは、パッショニストら6名全員も参加。その中の一人が人気ファッションモデルの“SHIHO”だ。
SHIHOさんはインタビューで、 「素朴でシンプルなモノや考え方は、単純だけれども実はとても奥が深かったりもする。 古きを学び今に継承する温故知新というシンプルなスタイルこそ、本当の美しさが見出せるのだと思う」と話し、ファッションモデルとして、そして一児の母になった女性として、とてもクールで繊細なイメージを覗かせた。
そんなSHIHOさんは、同じくパッショニストの一人である軍地彩弓さん(ファッションディレクター/ルノーアドバイザー)と「フレンチ・ライフスタイル」をテーマに、様々な角度からこだわりのライフスタイルを紹介する書籍販売コーナーをプロデュースするということで、こちらも楽しみだ。ぜひ、週末は足を運んでみてはいかがだろうか。
ルノー・ジャポンは、株式会社へ
さて、毎度お伝えしていると思うが、昨今のルノーのPR活動はとてもユニークなものが多い。毎年恒例のカングー・ジャンボリーをはじめ、こういったカスタマイズイベントを催し、多くのユーザーや、業界関係者らからも好評を得ていることは事実。
なぜ、近頃のルノーは勢いがあるのか、その理由は見事なまでの「ブランディング改革」断行にある。
大極司COO率いるルノー・ジャポンは、実はこれまで日産自動車傘下の日産トレーディング株式会社が運営してきており、その中の一部門「ルノー事業部」という扱いであった。
先日発表されたルノー・ジャポン、新会社設立のニュースでは、今年の4月2日より、新たにルノー・ジャポン株式会社として再出発するという内容のものだった。この新会社設立の動きは、日産自動車の販売戦略とのアライアンスシナジーの強化、そして販売戦略における意思決定を迅速に遂行できる組織体制作りとしているが、そこは、直近のルノーの目覚しい販売功績も起因していることは間違いないだろう。
2010年の暮れに日本導入したメガーヌRSを筆頭とするルノー・スポールシリーズをはじめ、今回のカングー・イマージュが属するカングー・シリーズなどは、ルノーの全販売台数の実に7割を担う、いわばスターモデルたち。これらモデルの販売好調こそが、近年のルノーの原動力と化しているのだ。
日本においてますますエネルギッシュな活動が目立ってきたルノー・ジャポン、「オシャレな人はルノーでしょ!」と巷で囁かれる日もそう遠くないのでは!?
ますますルノーから目が離せなくなってきた。
(TEXT:吉澤憲治)
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