autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム フランクフルト・モーターショーに見る電気駆動の未来

自動車評論家コラム 2015/9/28 13:42

フランクフルト・モーターショーに見る電気駆動の未来(1/2)

フランクフルト・モーターショーに見る電気駆動の未来

ポルシェが用意した隠し球「ミッションE」

ポルシェのコンセプトカー「ミッションE」

モーターショーの華と言えば、やはりコンセプトカーだろう。クルマ好きをワクワクさせるようなスタイリングはもちろん、われわれメディアにとっても時代の先を読むという点において、各メーカーがどのような方向に向かっているのか理解しやすいのである。

その点で今回のショーではポルシェが用意した隠し球は我々を驚かせてくれた。コンセプトカー「ミッションE」は、アウディのお株を奪うような流麗な4シーターサルーンの姿を持ったポルシェ初のEV(電気自動車)である。

2つのモーターで前後輪を駆動する4WDは、最高出力は600ps超、0-100km/hは3.5秒をきるという。まさにスーパーEVと呼ぶにふさわしい内容である。当然このコンセプトEVのターゲットはアウディではなく、アメリカのベンチャーEVメーカー“テスラ”である。

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急速充電15分、航続距離500kmのスーパーEVスポーツ

ポルシェのコンセプトカー「ミッションE」ポルシェのコンセプトカー「ミッションE」

ボディはカーボンやアルミの組み合わせで構成され軽量化をはかると同時に、バッテリーを床下に積むことで低重心化し運動性能を上げた。

ポルシェに期待される運動性能という点でも、すでに「911」などの4WDモデルでトルクベクタリングの実績を積み上げているので、この「ミッションE」が実際に市販されたとしても旋回性能と加速性能を両立したスーパーEVスポーツとして満足のいく内容となるだろう。

航続距離は500kmを超えるというが、800Vの高電圧によって15分で電池容量の約80%に達する急速充電も可能だという。もちろん従来型の400V急速充電や非接触式の充電方法も備えている。

ポルシェが作るのなら、やはり日常の使い勝手に優れたハードユースに耐えられるEVになるに違いない、と夢想させてくれた。

一方で、ポルシェは守旧派の「911」ファンも驚かせるような、ダウンサイジング3リッター水平対向6気筒ターボエンジンもこのショーの直前に発表している。

実はワークショップに参加して助手席の試乗もしたが、NAエンジンのように高回転まで回り、これまでの「911」の溢れんばかりのパワーを得られることが確認できた。

前述のコンセプトEVも従来のEVの概念を捨てて、ポルシェらしい走りをきっと実現してくれるに違いない。

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