ポルシェ 911GT3 試乗レポート(3/3)

ポルシェ 911GT3 試乗レポート
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痛快なハンドリングとLSDによる強烈なトラクション

ポルシェ 911GT3ポルシェ 911GT3

乗り心地は電子制御可変ダンパーPASMがノーマルモードでも、かなり硬い。

スポーツモードはガチガチで、路面の荒れた場所では跳ね気味になるので、サーキット用と考えたほうがいいかもしれない。

そのぶんハンドリングは痛快のひとこと。ステアリングはクイックで、姿勢変化も抑えられているので、すべての操作に対してリニアに反応してくれる。

911自慢のトラクションは、LSDの追加で強烈と呼べるレベルだ。

1,440kgの車両重量は911カレラより20kg軽いだけなのに、はるかに小さく軽いスポーツカーに感じる。無駄な動きがないので、すっかり乗用車的になったカレラより走りやすいとさえ思えてしまうほどだ。

試乗車はオプションのPCCB(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)が装着されていたが、これがまたすばらしい。

ポルシェ 911GT3

セラミック特有の悪癖はなく、リニアなタッチで踏めば踏んだだけググッと速度を落としてくれる。

公道での試乗だったので限界を極めたとはいえないけれど、その数歩手前でもフツーの911との違いを体感できるところがGT3の凄さだ。

ただし、日本の山道ではパワーをもてあまし気味なのも事実。

より小排気量で切れが鋭いエンジンと控えめなボディを組み合わせた仕様があってもいいのではないかと思った。

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森口 将之
筆者森口 将之

1962年東京都生まれ。モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。自動車専門誌の編集部を経て1993年フリーに。各種雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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