ポルシェ 911GT3 試乗レポート(3/3)
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- 筆者: 森口 将之
痛快なハンドリングとLSDによる強烈なトラクション
乗り心地は電子制御可変ダンパーPASMがノーマルモードでも、かなり硬い。
スポーツモードはガチガチで、路面の荒れた場所では跳ね気味になるので、サーキット用と考えたほうがいいかもしれない。
そのぶんハンドリングは痛快のひとこと。ステアリングはクイックで、姿勢変化も抑えられているので、すべての操作に対してリニアに反応してくれる。
911自慢のトラクションは、LSDの追加で強烈と呼べるレベルだ。
1,440kgの車両重量は911カレラより20kg軽いだけなのに、はるかに小さく軽いスポーツカーに感じる。無駄な動きがないので、すっかり乗用車的になったカレラより走りやすいとさえ思えてしまうほどだ。
試乗車はオプションのPCCB(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)が装着されていたが、これがまたすばらしい。
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