プジョー 3008 海外試乗レポート/竹岡圭 編(3/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社
プジョー3008は、ワインディングも楽しく走れるクロスオーバーSUV
走り出す前から好感触の3008だが、走り出しても決して期待は裏切られなかった。
エンジンは、もうすっかりお馴染みのBMWと共同開発されたエンジンで、低回転域からトルクが自然に発生する為、シチュエーションを問わずどこでも扱いやすいものに仕上がっている。
しかも、今回の試乗車はMTだったが、日本に導入される時は6ATになっている予定。
アイシン製の6ATが奢られれば、プジョーの泣き所だったトランスミッションもまったく問題ナシと言っていいだろう。
乗り心地もライバルたちと比べて微振動が抑えられた、ナチュラルなもの。
また一度アグレッシブに走ろうと思えば、それこそ前述したセダンのようなドライブフィールを実現するために、ダイナミックローリングコントロールが活躍してくれる。
これは、リアのショックの真ん中にオイルをコントロールする装置を置くことで、ロールを調整する3つ目のショックアブソーバーのような役割をしてくれる。
このおかげで、力強いオフロード性能と、快適なオンロード性能を両立しているというワケなのだ。
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