プジョー 308CC 試乗レポート(3/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
価格据え置きのプレミアムと、5万円アップのグリフ
装備面では今回、プレミアムグレードのアロイホイールが16インチから17インチとなり、インテリアではレザーシートが与えられた。
グリフにはそのあたり変更はなく、従来と同じくシートやドア内張りだけでなく、ダッシュボードまでもがレザー張りとなるインテグラルレザー仕様となっている。価格はプレミアムが従来から据え置きの420万円、グリフが5万円アップの460万円となった。 これは実質的な値下げと捉えていいだろう。
とくにプレミアムのほうは大幅値下げに相当する。微妙に上昇したグリフのほうも、こうした付加価値の高い仕様が、それほど高価でなく選べるところはプジョーならではである。
また、従来の206CCよりもだいぶ上級移行した感のある207CCでも十分と考える人も少なくない(筆者もそう感じていた…)ことだろうが、やはり308CCと比べると高級感は段違いだ。100万円あまりとけっして小さくない価格差に見合うだけの違いは確かに存在することを、あらためて実感した次第である。
とにかく今回、308CCの大きなネックだった部分(日本人にとってはとくに!)であるATの問題が解消されたことを、大いに歓迎しようではないか。
308CCはこれからが本番だ!
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