【PR】MTで操る“喜び”と“楽しさ”を存分に味わう「308 GTi by PEUGEOT SPORT(プジョースポール)」試乗レポート(2/3)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:小林岳夫
ショートストロークで心地良い感触のMTに喜びを感じる
今回はクローズドコースで、250ps仕様と270ps仕様の両方に試乗した。
最初にステアリングを握ったのは270ps仕様。スターターボタンを押してエンジンを始動させ、心地良いサウンドを耳にしながらコースに出て、まず感じたのは扱いやすさだった。
2リッターターボのライバルと同等以上の270psを1.6リッターターボでマークしているのにも関わらず、2,000rpmあたりからのトルクの盛り上がりはなだらかで自然そのもの。
アクセルペダルを大きく踏み込むと、軽量ボディのおかげもあって強烈な速さを発揮するのだが、その速さがリニアなので安心して走れる。しかもレスポンスに遅れがない。自然吸気エンジンのような回す楽しさも味わえる。
だからこそマニュアルトランスミッションがうれしい。このクラスのスポーツモデルも、2ペダルドライブが主流になった。しかし単純な速さだけでなく、そこに楽しさを求めるなら、自分の意志で力をコントロールし、その力がダイレクトに伝わるMTに敵うものはない。
しかも308 GTiのMTは、ストロークは短めでタッチは確実。アルミのノブを持つシフトレバーの感触は心地良い。こうした部分からも喜びが感じられる。
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