プジョー 308 試乗レポート(4/4)

  • 筆者: 松下 宏
  • カメラマン:原田淳
プジョー 308 試乗レポート
フロントスタイリング リアスタイリング フロントビュー リアビュー サイドビュー インテリア フロントシート リアシート ラゲッジ ラゲッジ ラゲッジアレンジ 画像ギャラリーはこちら

オススメはバランスに優れた“Premium(プレミアム)”

試乗2試乗3

308はいかにもプジョーらしい個性の際立つデザインを持つだけでなく、走りと乗り味についてもプジョーらしいクルマに仕上がっている。プジョーの味が好きな人には絶好のクルマともいえるだろう。

バリエーションは3グレードの設定で、プレミアムとシエロには標準のターボ仕様のエンジンが搭載され、おまけに電子制御4速ATと組み合わさる。GTiはパワフルな仕様のターボエンジンが搭載されて6速MTと強力タッグを組む。

プレミアムとシエロの間にはシートが、ファブリックか本革パワーシートかの違いがあるほか、パノラミックガラスルーフ、バイキセノンヘッドライト、タイヤサイズのほか、細かな装備の違いがある。価格も299万円と345万円だから、それなりの装備差があるわけだ。

ただ、基本的な快適装備はプレミアムでも標準で用意されるので、普通に選ぶならプレミアムで十分。本革シートが欲しい人がシエロを選ぶという感じだろう。

GTiはボディが3ドアになることやトランスミッションの違いも含めてシエロの10万円高の355万円の設定。MT車が好きなユーザーなら積極的に選ぶ意味のあるグレードだが、日常ユースを考えると今ではマニュアル車は選択しにくい面もある。結果として私のイチ推しは“プレミアム”である。

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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