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試乗レポート 2010/7/30 12:22

日産 エクストレイル 20GT 6速AT 試乗レポート(3/3)

関連: 日産 エクストレイル Text: Photo: 柳田由人
日産 エクストレイル 20GT 6速AT 試乗レポート

20GTのメリットは圧倒的な動力性能と環境性能

価格は20Xの4WDに対して約69万円高い313万9,500円だ。

日産 エクストレイル 20GT 6速AT

装備内容は20Xに6.3万円でオプション設定されるディスチャージヘッドランプが標準装着され、車間距離制御の機能を持たないクルーズコントロールなども加わる。

その半面、20Xに装着されるヒーター付きシートなどが省かれ、差し引きすると20GTの装備向上は11万円相当。価格は前述の通り約69万円高いから、58万円がディーゼルターボと6速ATの対価になる。

この損得勘定は難しいが、価格差を燃料代の差額で埋められるか計算したい。

20GTの10・15モード燃費は、20Xを1km/L上まわる「14.2km/L」だ。軽油の価格は1リッター当たり115円で、レギュラーガソリンの135円に対して20円安い。

日産 エクストレイル 20GT 6速AT

減税はクリーンディーゼルの20GTなら100%だが、20Xも75%は減額される。そして実用燃費が10・15モード値の75%とすれば、1年間/1万kmの燃料代は、20Xが「13.6万円」で20GTが「10.7万円」。従って燃料代の差額で実質的な価格差を埋めるには19年を要する。

こうなると20GTのメリットは、実用回転域における圧倒的な動力性能と、二酸化炭素の排出量を約10%減らせる環境性能だ。

長距離移動の機会が多く、ディーゼルの運転感覚を好むユーザーに推奨したい。

開発者に販売状況を尋ねると「エクストレイルの約20%が20GT」と言う。発売直後ながら、価格差まで考慮すれば販売比率は高い。ディーゼルの運転感覚と環境性能に、多くのユーザーが魅せられた。

一時期、ディーゼルエンジンは厳しく批判され、東京都は「ディーゼル車NO作戦」まで展開した。しかし今やエクストレイルの人気グレードだ。技術を否定するのは誤りで、改善を加えてこそ、ユーザーや社会にメリットがもたらされる。

エクストレイル20GTは、技術進歩のあり方も示唆している。

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