日産 新型エクストレイル(3代目)新型車速報 ~使い勝手の良さはそのままに、さらに進化した「TOUGH GEAR」~

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日産 新型エクストレイル(3代目)新型車速報 ~使い勝手の良さはそのままに、さらに進化した「TOUGH GEAR」~
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コンセプトは変わらず、進化した3代目新型エクストレイル

日産 新型エクストレイル(3代目)20X
日産 新型エクストレイル(3代目)20X

日産自動車は、3代目となる「新型エクストレイル」をフルモデルチェンジし、12月16日から発売を開始すると発表した。

2000年に誕生し、SUVの人気に火を付けた日産 エクストレイルは、時代が求める先進機能や安全性能を搭載した「Advanced TOUGH GEAR」「ガンガン使える進化した道具」として「最強のSUV」に生まれ変わった。

エクステリアは角ばったボディから一新され、少々丸みを帯びたデザインに。 グリルからエンジンフードへつながる「Vモーションシェープ」という、これからの日産ブランド車に共通していくデザイン要素を採用。ヘッドランプにはLEDを用いるなどして、新しいエクストレイルらしさを表現している。

インテリアもさらに質感を高め、オーソドックスでシンプルなデザインだった先代モデルとはずいぶんとイメージを変えたが、一方で先代モデルでも好評だった防水シート、防水フロアなどは健在だ。

なお、5人乗りの2列シート車に加え、今回新たに7人乗りの3列シート車も設定されている(エクステリアのデザインは同じ)。

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機能面でも先代からのコンセプトは変わっておらず、ALL MODE 4x4i、スクラッチシールド塗装(多少の引っかき傷も徐々に元の状態に復元する塗装)、ヒルスタートアシスト、アドバンスドヒルディセントコントロールなど、アウトドアや悪路走行のための装備はしっかりと引き継がれている。

そればかりか、新型エクストレイルは走行性能がさらに進化しており、エンジンとブレーキの制御でデコボコ道などでの乗り心地と安心感の向上世界初となる「アクティブライドコントロール」が全車に標準装備となるほか、シーマやフーガにも採用されている高速道路の出入り口やワインディングなどで狙ったラインでの走行をアシストする「コーナリングスタビリティーアシスト」も全車に標準装備される。

日産 新型エクストレイル(3代目)20S

時代が求める先進安全技術の進化として、フロントカメラにより前方の車両や歩行者と衝突する危険を察知した場合に、ディスプレイ表示とブザーでドライバーに回避操作を促し、万が一安全に減速出来なかった場合には緊急ブレーキを作動させ、衝突を回避、または被害や障害を軽減する「エマージェンシーブレーキ」や「車線逸脱警報(LDW)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」などをグレード別設定、「後側方車両検知警報(BSW)」、「ふらつき警報」がオプションとして選択することができるようになった点が注目される。

また、エルグランド、セレナ、ノート、デイズにも搭載されている「アラウンドビューモニター」に、車庫入れや縦列駐車を自動で行ってくれる「インテリジェントパーキングアシスト」を新たに設定し、オフロードだけでなく普段使いでも満足できるような機能を追加した。

日産 新型エクストレイル(3代目)

ユーティリティの面では「リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能、挟み込み防止機構付)」が日産車として初めて搭載される(オプション設定)。 インテリジェントキーを身に着けていれば、手や物をセンサーの検知範囲にかざすだけでバックドアが開くというもので、荷物や子供を抱えた状態だったりスキーやスノーボードでグローブをはめたままでもバックドアの開閉ができるという、日常からアウトドアまでさまざまなシーンで活用することができそうだ。

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2列シート車に採用される「防水フレキシブルラゲッジ」はラゲッジの空間を自由自在に仕切ることができるので、長尺物から汚れものや濡れたものなど、サイズや種類に合わせて荷物を載せることが可能となった。

燃費性能でも、2WDは先代の12.0km/Lから、16.4km/Lへ、4WDでは11.8km/Lから16.0km/Lと約36%の改善が図られた。エコカー減税も全車75%減税、2WD 3列シート車はオプション装備の組み合わせにより免税となる。

より力強いイメージのエクストリーマーXも設定アリ

日産 新型エクストレイル(3代目) 20X エクストリーマーX

2代目エクストレイルで好評だったオーテック仕様の「エクストリーマーX」も継続して投入される。

こちらは専用大型フロントフォグランプ&フォグランプフィニッシャーや専用17インチアルミホイール、フロントアンダーカバーやマッドガードなどなど、より力強い印象に仕上がっている。

なお、ハイブリッドの投入が予定されているが、こちらは2014年にラインナップに追加される予定。それまでは低燃費グレードとして先代のクリーンディーゼルターボを継続して販売することになっている。

日産自動車 副社長 片桐隆夫氏は「ウインタースポーツやキャンプやサーフィンなど、どのようなアウトドアステージにおいてもお客様にとって使いやすい道具として活躍し、充実した安全装備がドライバーを常にサポートしてくれる頼もしい相棒となると確信しています。新型エクストレイルが日産の販売拡大に貢献するとともに、国内のSUV市場がさらに活性化することを期待しています。」と語った。

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また、新型エクストレイルの発売にあわせて「X-TECH GEAR PROJECT」を始動した。これは新型エクストレイルに搭載された先進テクノロジーから発想し、アウトドアスポーツギアを開発していくプロジェクト。

スノーボードの全面をLEDディスプレイ化し、速度や加重加減をセンサーが感知しLEDの光り方が変化する「ADVANCED DISPLAY BOARD」やヘルメットに装着されたマーカーをセンシングし、ヘリコプターがスノーボーダーを飛行しながら自動追跡して上空から滑走シーンを撮影する「INTELLIGENT SHOOTING HELICOPTER」などのギアもお披露目された。

(※コンセプトモデルとして製作されているもので、一般販売は現在予定されていない)

日産 新型エクストレイル(3代目)

発表会ではプロスノーボーダー・スロープスタイル選手で12年/13年シーズン種目別世界チャンピオンであり、「X-TECH GEAR PROJECT」開発プロジェクトメンバー兼テスターの角野友基選手が登場した。

角野選手は17歳ということで運転免許は持っていないが、免許を取得したらエクストレイルが欲しいと語った。

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今までの”道具”としての使い勝手の良さをそのままに、さらに走行性能、安全性能を高めた新型エクストレイルは、これから始まるウインタースポーツシーズンのみならず、サーフィンやキャンプ、また日常使いなど、あらゆる場面で活躍してくれること間違いなしだ。

日産 新型エクストレイル 20X ”エマージェンシーブレーキパッケージ”(2列車)4WD 主要諸元

全長×全幅×全高:4,640×1,820×1,715mm/ホイールベース:2,705mm/エンジン:DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒/排気量:1,997cc/最高出力:108kW(147PS)/6,000rpm/最大トルク:207N・m(21.1kgf・m)/4,400rpm/使用ガソリン:無鉛レギュラーガソリン/トランスミッション:エクストロニックCVT

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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