「売っちゃえNISSAN!」日本で売ってない日産車に乗ってみた/日産「TITAN(タイタン) XD」「NP300 NAVARA(ナバラ)」試乗レポート(2/4)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:和田清志・茂呂幸正
アメリカで一番売れているクルマは他ならぬ「ピックアップトラック」である
まずタイタン XDから。
知ってるヒトは知ってると思うけれど、アメリカのベストセラーカーは「トヨタ カムリ」でも「ホンダ アコード」でも「フォード フュージョン」でも「シボレー マリブ」でもなく、フォードのフルサイズピックアップトラック「Fシリーズ」という、タイタンのライバルである。
2位はGMの「シルバラード」。3位も「クライスラー ラム」。4位にやっとカムリといった状況だったりして。しかもフルサイズピックアップは笑っちゃうくらい利益率高い。
ということで、このクラスを狙わなくちゃアカンとばかり、トヨタが『タンドラ』。日産も今回紹介するタイタンを作った次第。
米・カミンズ社製の強力なV8ターボディーゼルを搭載した「TITAN XD」の豪華グレードに試乗!
今回、大磯ロングビーチの特設コースで試乗したのは、カミンズ製5.0リッター 310馬力 のV8 ターボディーゼルエンジンを搭載する『クルーキャブ』(4ドア)の一番豪華なグレード「Platinum Reserve」となり、現地価格で約680万円もする!
ちなみに米・カミンズ社はディーゼルエンジンメーカーの老舗!
日本でも古くからコマツに技術供与を行っており、ライセンス生産も行われている。船舶用4400馬力の96リッターV16なんてのもあるし、鉄道ファンならJR東海や東日本の気動車(ディーゼルカー)に多数採用されているのを御存知だと思う。
[その仕上がりはもはや高級車・・・次ページへ続く]
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