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新型車解説 2012/10/05 09:49

日産 新型ラティオ 新型車解説(3/3)

日産 新型ラティオ 新型車解説

お勧めグレードは最上級の「G」

日産 新型ラティオ日産 新型ラティオ

次は、グレード毎の価格と装備の違いを見ていこう。

一般ユーザー向けのグレードとして最も安価な「S」(141万9600円)と中級の「X」(147万円)との価格差は5万400円。装備の違いはファインビジョンメーター、燃費の表示機能、マップランプなどだが5万円分には達しない。せいぜい3万5,000円相当だろう。「X」は「S」よりも割高だ。

次は「X」(147万円)と最上級の「G」(169万8900円)を比べてみる。価格差は22万8,900円。プッシュエンジンスターターから横滑り防止装置までプラスされる品目は多いが、価格に換算すると19万5,000円くらい。価格差の23万円弱には達しない。

となると、最も買い得なのはベーシックな「S」と言いたいところだが、これは推奨グレードにはならない。装備が乏しく、セダンとしての満足感を得られないからだ。カーテンエアバッグのオプション設定すら外れてしまう。

今や、インテリジェントキー&プッシュエンジンスターター、エアコンのオート機能などはセダンでは常識の装備となっている。割高ではあるが、最上級の「G」を推奨グレードとしておきたい。

ならばラティオ Gをほかの車種と比べたらどうなるか。

先代の日産 ティーダラティオ

最初は代替ユーザーのニーズも踏まえ、先代型のティーダラティオ15M(170万6,250円)と比べてみよう。

価格は現行ラティオが7,350円安いが、ほぼ据え置きだ。装備は新型のラティオがオートライト、本革巻きステアリングなどが省かれ、アイドリングストップと横滑り防止装置を加えられた。これを差し引きすると、現行型になって6万円ほど値下げしたと受け取られる。

ただし、エンジンの排気量が1.5リッターから1.2リッターに下がり、気筒数も減った。一般的にエンジン排気量の価格換算額は「100cc=2万円」が相場。となれば300ccの減少だから6万円に相当し、1気筒減ったことも考えると8万円相当になる。ダウンサイジングを考慮すると、先代型と現行型は同等か2万円ほど割高になった。