いま、皆が期待する“スポーティセダン”!「日産 シルフィ Sツーリング」新型車解説(2/2)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:茂呂幸正
オートサロンでも垣間見れる“スポーティセダン”における潜在需要の多さ
シルフィ Sツーリングのエクステリアは、グロスブラックのフロントグリル、前後のエアロバンパー、サイドシルプロテクター、リアスポイラーなどをプラス。ホイールは16インチの切削光輝アルミホイール仕様。
このコーディネイトにより、シルフィがスポーティなスタイルに変貌を遂げている。
撮影車両のボディカラーはシルバーだが、レッドを選ぶのも良いだろう。
インテリアはブラックとフェザーグレーの2色がセレクト可能だが、個人的なお勧めはブラック。シルバー塗装フィニッシャー仕上げのインパネ周りが、エクステリアと良くマッチしている。
パワートレインやフットワーク系はノーマルから変更はないが、個人的にはファクトリーチューナーであるオーテックの次の一手も期待したいところ。
例えば、フィーリングにこだわったエンジン/CVTチューニングや、走りの質感を引き上げたフットワークチューニングなど。
「ちょうどいいスポーティセダン」の潜在需要は多いのでは、と筆者は常に思っている。
今年の1月に行なわれた東京オートサロン2016で、オーテックはこのシルフィSツーリングをベースに、ローダウンサスペンションや18インチアルミ、レカロシートを採用した参考出品車を出展したが、東京国際カスタムカーコンテスト2016のセダン部門で優秀賞を受賞。
更に、シンガポール仕様にはジュークに搭載される1.6L直噴ターボ「MR16DDT」を搭載した「シルフィSSS」も存在している。
つまり、多くの人はスポーティセダンに期待しているのだ。
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