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イベントレポート 2011/10/19 14:49

日産 先進技術説明会・試乗会2011 レポート/岡本幸一郎(2/4)

関連: 日産 Text: 岡本 幸一郎 Photo: オートックワン編集部
日産 先進技術説明会・試乗会2011 レポート/岡本幸一郎

見えない死角に潜む危険を、ドライバーへいち早く伝えてくれる!

「ブラインドスポットワーニング」/「レーンデパーチャーワーニング」

ブラインドスポットワーニングブラインドスポットワーニング

今回、リアカメラを用いたマルチセンシングシステムを搭載した車両に試乗した。

人間には死角がある。それを補い、目指すのは360度の全方位の安全だ。とくに目の付いていない後方の死角に対するケアが有効。

リアカメラを用いたマルチセンシングシステムは、後方のリスクを検知する上で大いに役立つ。

後方で併走する車両を検知した場合に注意を喚起する「ブラインドスポットワーニング」と、車線から逸脱しそうな場合に警報を発する「レーンデパーチャーワーニング」は、機能としてはすでに存在するものだが、センシングにリアカメラを用いた点が新しい。

これは現在ではリアカメラが低価格帯の車種まで普及率が高くなったことを受けて、せっかくなので少しでも安全に寄与する機能を盛り込むべきとの考えによるものだ。

ドライバーからは見づらい後方で移動する物体を検知、衝突を防ぐ!

「ムービングオブジェクトディテクション」

ムービングオブジェクトディテクション

もうひとつ注目は、「ムービングオブジェクトディテクション」だ。

これは物体を画面に表示するだけでなく、移動する物体を検知するよう進化した点が新しい。

従来なら見過ごしてしまいそうな移動物も、これならほぼ確実に気がつくので、うっかり衝突してしまう可能性を激減させることができると思われる。

フロントカメラを用いたマルチセンシングシステムは、画像処理技術を応用し、ECU一体型カメラの映像から、前方の人やクルマ、道路のリスクを検知し、音と表示でドライバーに警報を発するというもの。

視野の広いカメラが常に前方を見ており、歩行者の飛び出しなど、一瞬目を移したり、視野の外から急に訪れた人間の注意の行き届かない危険な状況も即座に検知するので、衝突を避けられる可能性が高まる。

2台前のクルマが急ブレーキしたのにすぐに気づかず・・・そんな「見えない」危険を知らせる!

「プレディクティブフォワードコリジョンワーニング」

プレディクティブフォワードコリジョンワーニング 2/2

ここまでは従来の延長上の機能であり、ある程度はイメージできていたのだが、こんなことができるのかと驚かされたのが、見えない2台前のクルマの減速を検知し警報を発するという「プレディクティブフォワードコリジョンワーニング」だ。

ミリ波レーダーが1台前のクルマの下や側壁を伝って、目の前だけでなく、さらにその先のクルマの動きをモニタリングしているので、こんなことができるのだという。

写真のケースように前走車が大柄で、さらに前方がよく見えないといった状況であれば、なおのこと有効性は増す。こちらも安全に大いに寄与してくれることは間違いない。

カメラが映像で「駐車場」であることを察知し、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ!

ペダル踏み間違い事故軽減の技術

続いて、ペダル踏み間違い事故軽減の技術だ。

ペダルの踏み間違い事故は日本国内で年間約7000件も発生しており、死傷者は1万人を超えるという。

これを防ぐ有効な方法として開発された同システムは、アラウンドビューモニターを応用し、カメラの捉えた映像が駐車場であることを検知した場合、アクセルペダルをベタ踏みしても加速しないようにするというものだ。

さらにソナーが障害物を検知し、衝突の危険がある場合は自動的にブレーキを作動させる。場所が駐車場内であることを自動的に判断する点が画期的。

早期の実用化と普及に期待したい。

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