斉藤太吾選手／今井優杏の「あなたの愛車教えてください！」(1/3)

斉藤選手の愛車はエルグランドに180SXにマークIIに・・・

今回のゲストは、D1グランプリに参戦するドリフトドライバー、斉藤太吾選手！

2008年シリーズチャンピオンでもある斉藤選手、現在D1ではポイントランキングトップ！豪快な走りで人気の高い、若手選手です。

そんな斉藤選手の愛車はエルグランド！ですが、ガレージにはメンテナンス中の奇妙なクルマがずら～り。これはもう、コレクターです。

―エルグランドを選んだ理由を教えて下さい。

安かったからですね。このエルグランドは、今参戦しているD1グランプリのサービスカーとして使っているんですが、普段もちょっと乗れるような気軽なクルマが欲しくて。キャラバンとかハイエースは、高いんですよね、やっぱり。

―室内を広く使えて価格が安いとなると、この年代のエルグランドになった、というわけですか。

そうですね、考えられる選択肢の中では見た目がカッコよかったというのはもちろんありますが。エルグランドはちょっと“悪そう”な部分があるところが魅力ですよね。

―やっぱり見た目は大事ですか！買ってから手を入れた箇所はどこでしょう？

これはそんなに手を入れてないんですよ、車高とホイールくらいかな。

―車高は外観の印象を大きく変えますもんね！

でも一回下げすぎてしまって、この間また上げたんですよ。あまりにも乗り心地が悪くなってしまったんで（笑）。

―サービスカーということは、D1全戦コレで行くわけですもんね、乗り心地は大切ですよね！一番遠くてオートポリス（大分県）でしょうか？

そうですね、大分までタイヤやスペアパーツ、機材、工具を積んで、自走で行きますから。実はこの年式のエルグランド、巷では“燃費が悪い”と言われているんですよ。だけどサービスカーにするに当たって、電動式のなんやかんやが色々付いていたシートを外したら、2～300kgくらい軽くなって、燃費がめちゃくちゃよくなりました。

ノーマルのシートってめちゃくちゃ重いんだなと思いました（笑）。

―思わぬ効果だったわけですね！でもタイヤや工具を満載にしたら、シート重量よりも重くなりそうですけど。

普段は降ろしてますから！さすがに普段もタイヤ満載ではないですよ。オイルなどがこぼれても拭けるように、板をひいたのが気に入ってるポイントです。

―さて、今日は撮影の際に御自宅の駐車場など拝見しましたが、一体何台クルマを持ってらっしゃるんですか？膨大な量でしたが…

いや、もうわからないんですよ。でもナンバーを取ってるものは2台だけです。エルグランドと積載車。

―ええ？あとは全部ドリフト用ですか？！

はい、練習用がほとんどですね。そうそう、もうすぐフェラーリが組み上がるんですよ！