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イベントレポート 2010/8/16 14:08

日産先進技術試乗会2010(4/4)

関連: 日産 Text: 岡本 幸一郎 Photo: オートックワン編集部
日産先進技術試乗会2010

Life on Board(ライフ・オン・ボード)

クルマに乗り込むところから、運転の準備、実際の運転、クルマから降りるまでのすべてのシーンを、より快適に、楽しく過ごせるよう、これまでにない新たな価値をユーザーに提供することを目標に、さまざまな技術を研究・開発している。

今回は新型エルグランドに採用された「コンフォタブル キャプテンシート」、「クイック コンフォート シートヒーター」について紹介したい。

コンフォタブル キャプテンシート

人間工学に基づき、身体に負担の少ない「中立姿勢」の概念を用いたシートで、中立姿勢とは無重力状態での姿勢のことを指し、身体にもっとも負担が少なく快適な姿勢であるという。

その中立姿勢を実現するため、低反発スラブウレタンにより体圧を分散させる「3層構造クッションパッド」、オットマンとシートクッション全体で体を支持する「クッション一体型オットマン」、重量のある骨盤部や胸部をしっかり支えることで背骨の負担を低減させる「中折れ機能付きシートバック」という3つの技術を投入した。

クイック コンフォート シートヒーター

すぐに暖まり、そして心地よい温かさが続くという新開発のシートヒーターで、人間の生理特性に基づき、シーンによって温める場所を最適化している。

人間は、大腿部やオシリをすばやく温めることで、寒い冬にクルマに乗った際でも「温かい」と感じるのだが、ただしオシリをいつまでも温めていると不快に感じるようになる。そのため5分程度経過して温まったあとは、腰と大腿部を温めることで気持ちよさが持続するという。

また、人間は血の巡りがよいとより快適に感じることが検証により判明。 検証では、一般的なシート、オットマンの使用、オットマン+中折れ機能付きシートを使った姿勢という3パターンで、血の巡りのよさを計測した結果、オットマン+中折れ機能付きシートを使った姿勢がもっともよく、加えてクイック コンフォート シートヒーターを併用すると、さらによい結果が得られたとのことだ。

先進技術体感試乗を終えて

こうして日産の先進技術を、機会のあるたびに体感しているのだが、これほどさまざまなアプローチで自動車の将来に向けての研究が行なわれていることには毎度驚かされる。

中でももっとも興味深いのは、事故を減らすことへの取り組みだ。 非常に多角的な見地から研究がされていることにもそうだが、こんなことが現実に可能なのかと驚かされる技術も少なくない。こうした一連の技術開発のおかげで、自動車により命を落とす人はどんどん減っていくわけだ。

また、ある機会に将来的に世に出るものをいち早く体感したときには洗練度の低さに閉口させられても、次の機会には大幅に進化していることが多々あるのにも驚かされる。

今回でいうとフーガハイブリッドがまさにそうで、その走りは非常に洗練された仕上がりとなっていた。 こうした努力があればこそ、自動車というものは進化し続け、また魅力的であり続けるのだと痛感させられた次第である。

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