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自動車評論家コラム 2016/5/13 12:17

日産傘下は三菱自にとって朗報?日産・三菱資本提携を様々な角度で見る!(2/2)

関連: 日産 , 三菱 Text: 国沢 光宏
日産傘下は三菱自にとって朗報?日産・三菱資本提携を様々な角度で見る!

■燃費不正の対象車

三菱自の燃費不正問題を受け、報道陣向けに交通研の自動車認証審査部が「惰行法」のデモを行った。

どうやら型式認定の取り消しも視野に入っているらしい。

そうなると燃費項目の記載変更だけで済まず、認定の取り直しという異例の事態になる。同時に時間も掛かるため、その間、不正対象になった4車種は生産も販売も出来ない。

三菱自動車だけでなく、決して良い状況と言えない日産のディーラーにとっても厳しい状態が続く。

■日産にとって安い買い物?

日産グローバル本社ビル(横浜)

現時点で評価するなら、安い買い物だと考えていいだろう。三菱自動車の1株当たりの純資産は700円。それをおおよそ470円で買う。

問題となるのは今後の株価だ。燃費不正問題の直接対策費用だけで1千億円規模になるかもしれないし、当面動かせない工場や、売るクルマのないディーラー支援も必要。販売落ち込みを含めれば、社内留保の4千億円だって厳しい。もう少し客観的な評価が必要だと考える。

■三菱自動車にとって朗報?

何人かに聞いてみたら、複雑な気持ちらしい。ゴーンさんは自分が日産の立て直しをした時と同じく、COO(現在は相川さん)を送り込むんじゃないかとウワサになっている。

今後については全く予想出来ない。とりあえず会社が無くならない、点に関して言えば朗報だろう。

■三菱車のユーザー

国沢氏所有のアウトランダーPHEV

私の場合、アウトランダーPHEVを買ったばかり。ディーラーが存続するということで一安心というのは、多くのユーザーに共通した印象だと思う。加えて現在三菱車を買っている人の多くが、多少のことじゃ動じない。

2回のリコール問題を知っていて乗ってますから。そういう意味では三菱車のユーザーとしての私も、様子をみたいと思っている。

[Text:国沢光宏]

筆者: 国沢 光宏
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