日産「エクストレイル」の新型と旧型を比較してみた(4/5)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
グレード構成&価格設定
グレード構成は、先の項目でも触れた通りエンジンに変更が見られる。
直列4気筒2リッターのガソリンエンジンは共通だが、旧型には2.5リッターも用意され、2リッターのクリーンディーゼルターボも選択できた。
これが新型では、2リッターのガソリンとこれをベースにしたハイブリッドになる。
価格は旧型の消費税を8%に換算して比較すると、「20X」が251万9640円だ。新型の同グレードも同額の251万9640円になる。装備に若干の違いはあるが、新型ではエンジンが直噴式になってアイドリングストップも加わり、居住性や走行安定性が高まった。これらの改善を考えると、実質的な値下げになっている。
新型は2.5リッターのガソリンエンジンやクリーンディーゼルターボを廃止したが、ハイブリッドを加え、価格の割安感を強めた。
進化度数:6点/10点(順当に進化した)
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