日産 スカイラインクロスオーバー 試乗レポート/松田秀士(3/3)

日産 スカイラインクロスオーバー 試乗レポート/松田秀士
フロントスタイリング リアスタイリング フロントビュー リアビュー サイドビュー フロントグリル ヘッドライト ヘッドライト テール日産ロゴ 370GTロゴ テールランプ 画像ギャラリーはこちら

ちょっと贅沢、かつ個性的に楽しめるクロスオーバー

フロントシート
リアシートセンターコンソール

ヒップポイントは610mmとクーペ対比で115mm高くセッティングされている。着座すると、ダッシュボードが低くアイポイントは予想以上に高い。

ただし、その分前方視界はSUV随一といえるほどに良い。ダッシュパネルトップとAピラーの形状がマッチしているので、左側の車幅感がつかみやすい。

さらに、ロングノーズだから前端の位置感覚を懸念したが、アラウンドビューモニターで時々確認することですぐに感覚として捉えることができた。

シートは、膝の裏が少し盛り上がっていて走り始めに違和感を覚えたが、すぐに馴れ逆にそのサポートがあることで腰を含めた下肢がリラックスしていることが分かった。

SUVとしてドライビングポジションに対する考え方は高く評価できる。走りこめば走りこむほどに、クルマの感覚が身体に染み込んでいくことを感じ取ったからだ。

テールランプ&370GTロゴイメージ

ただ、長距離移動を考慮するとリアシートに関してはもう少しゆとりが欲しい。座面を長くしたいし、背もたれももう少しリクライニングさせたい。

一方で、シートそのものの質感は、クッション性といい表皮の質感といい、こちらは申し分ない。

安全装備で採用された、車線逸脱警報(LDW)と車線逸脱防止支援システム(LDP)はメーカーオプションだが、LDPに関しては片側だけがブレーキングすることによって車線内に戻そうとするシステム。個人的にはLDWだけあれば十分なようにも感じた。

スカイラインクロスオーバーは、ちょっと贅沢にパーソナルユース、或いはデートカーとしてカップルでの旅行など個性的に楽しめるだろう。

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松田 秀士
筆者松田 秀士

1954年高知県生まれ。僧侶の資格を持ち、サラリーマン、芸能人の付き人を経て、28歳でレースデビュー。92年には、デイトナ24時間&ル・マン24時間レースに出場。94年、インディ500マイルレースに日本人2人目のドライバーとして初参戦。2年目の95年には完走を果たし、翌年、当時日本人最高位完走という成績を残した。同じ頃から東京中日スポーツ新聞等で自動車評論活動を開始。現在も執筆活動の傍ら、レーシングドライバーとしても活躍中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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