日産 スカイラインクロスオーバー 新型車解説(1/3)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:原田淳
スカイライン、ついにSUVになる!
日産からまったく新しいシティSUVの登場である。その名も「スカイラインクロスオーバー」。そう、スカイラインに初のSUVモデルが組み込まれたのだ。
すでにご存知の方も多くいると思うが、このクルマはアメリカをはじめ、欧州各国やアジアの一部地域では、インフィニティブランドとして“EX35”という名で販売されているモデルだ。名前の通りEX35は3.5Lエンジンを搭載するのに対し、スカイラインクロスオーバーは格上の3.7Lエンジンを搭載する。つまり現行型スカイラインセダン/クーペに搭載されている370GTのエンジンを使うことにより、SUVでありながらチーターの様な瞬発力を手に入れたとしている。
ボディサイズは、全長4,635mm×全幅1,800mm×1,575mmと、この手のSUVを解る人は、平均的なシティSUVより一回り小さくなったボリュームをイメージするだろう。
セダンの平均全高が1,430mm前後であるとすれば、スカイラインクロスオーバーはSUVながら、その差は13cm(130mm)ほどしかない。従ってスカイラインクロスオーバーは、アイ・ポイントが極めて低い“特質的なSUV”と呼べるかと思う。
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