日産 新型 セレナで話題の「プロパイロット」を公道で初試乗!使い勝手をじっくりチェック(2/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:和田清志・茂呂幸正
高速道路の巡航状態でスイッチONで「おお!」
先行車追随クルコン機能は「ほとんど使えない」と言われているホンダセンシングと同じくらいの性能だと思う。
肝心のレーンキープ機能と言えば、街中だと基本的に機能しないようになっている模様。信号や制限表示、横断歩道などあると稼働せず。この件、後で開発担当者に聞いたら「一般道で使って欲しくないためです」。
どうやら日産の安全コンセプトとして「一般道では使わない」という基本概念があるようなのだ。だったら高速道路に入ってみましょう!
巡航状態でスイッチ入れたら「おお!」。先行車追随クルコンもレーンキープ機能も稼働した。レーンキープ機能はハンドルを全く操作しないと10秒で警告出て15秒経つとキャンセルされる。
手放し運転は(ほとんど)できないけれど、ロングドライブには強い相棒だ!
手放し運転が出来ると思っている人も居るようだけれど、連続して手放し・レーンキープしてくれるのは
1)車速10km/h以下
2)先行車がいる
という2点の条件揃った時だけ。高速道路で10km/h以下の渋滞に遭遇した時をイメージして頂ければいいだろう。
10km/h以上になるとハンドルから手を離した状態はキープ出来ないが、ハンドルに手を添えての同一車線自動運転は維持される。
したがって、高速道路(条件の良い一般道を含む)を制限速度以内で巡航しているときは楽チンである。
機能としてはアイサイト3と全く同じ。アクセルもブレーキも操作しなくてよいし、ハンドルだって軽く手を触れているだけで車線の中央をキープ。ロングドライブの心強い相棒になってくれる。長距離移動にはピッタリだ。
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