autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 新型車解説 自動運転技術「プロパイロット」搭載でライバルを猛追!魅力の高まった新型「セレナ」【徹底解説】 3ページ目

新型車解説 2016/07/15 18:44

自動運転技術「プロパイロット」搭載でライバルを猛追!魅力の高まった新型「セレナ」【徹底解説】(3/3)

自動運転技術「プロパイロット」搭載でライバルを猛追!魅力の高まった新型「セレナ」【徹底解説】

低床化というライバルとのハンデを補う「プロパイロット」

以上のように、新型セレナは機能を幅広く向上するが、背の高いフラットフロア構造のミニバンに必要な低床化を見送った痛手は小さくない。

これを補うのが自動運転技術「プロパイロット」だ。

アクセルとブレーキを自動操作して追従走行できるクルーズコントロールの機能に、ハンドルの操舵支援も加える。

日産 新型セレナ

基本的な作動は、時速30~100kmの範囲でドライバーが速度を設定すると、アクセルとブレーキは車間距離を保つように自動調節され、なおかつ車線の中央を走れるようにステアリングにも操舵支援の力を加える。

そして設定速度が時速30~100kmでも、渋滞などで速度が下がった時は機能がキャンセルされず、全車速の追従走行を保つ。

ハンドルの操舵支援は、ドライバーがハンドルを握っていることが条件だ。手を離すと数秒後にはメーター内部に警報が表示され、それでもハンドルに触れないとメーター表示に加えてアラームも鳴る。最終的にはプロパイロットの作動が解除される。

ただし、例外もある。この操舵機能にはインテリジェントパーキングアシスト(駐車場所を設定すると電動パワーステアリングが自動的に回って車庫入れができる装備)のメカニズムを応用したこともあり、時速10km以下で追従走行している時は、ドライバーがハンドルから手を離しても操舵支援が保たれる。機能的には手放し状態の継続が可能だ。

「プロパイロット」は自動運転ではなく、あくまで“運転支援”

日産 新型セレナ

それにしても、日産の表現は誤解を招きやすいので注意したい。

「自動運転技術/プロパイロット」としているが、機能的には「自動運転」ではなくハンドル操作を含めた「運転支援」だ。自動的に走らせる装置ではない。開発者に「自動運転を可能にする技術を使った運転支援装置ではないのか」と尋ねると「まさにその通り」という返答だった。

日産では緊急自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)も、「自動ブレーキなら日産」などと宣伝している。自動という言