日産 ティアナ 試乗レポート(3/4)

日産 ティアナ 試乗レポート
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パワー溢れる3.5と、エコノミー性重視の2.5

走行2

2.3/3.5リッターの6気筒という従来型の基本エンジン・バリエーションに対し、新型では2.5/3.5リッターという排気量を展開。ただし、4WD仕様のエンジンが2.5リッターの4気筒モデルというのは、従来型の場合と同様だ。

当然ながら、より力感溢れる走りを味わわせてくれるのは3.5リッター・エンジン搭載車。エンジントルクに余裕があるので、常にアクセル踏み込みが少量→CVTが可能な限り低いエンジン回転数を選択・・・と、静粛性も極めて優れたものとなる。それに比べると、2.5リッター車は、全般に使用するエンジン回転数が幾分高め。理屈上はその分エンジン音も高まるはずだが、こちらも静粛性は、“高級セダン”として十分納得の行くものだ。

一方、そんな2.5リッター・エンジンの見逃せない特長は、レギュラーガソリン仕様である事。3.5リッター車との間には、“燃費”の違い分以上の“燃料代”の違いが生じる事になる。

フットワークは快適性重視のセッティング。ステアリング・ギア比が遅めな事もあり、スポーティな走りの感覚は薄い。ただし、安定性は走りのシーンを問わず高く、その点では「なかなかポテンシャルの高い足回り」の表現は可能だ。ただし、不安定挙動をカバーしてくれるESC(日産名“VDC”)の標準装着が3.5リッター・モデルに留まるのは、“高級セダン”としては大いに不満。17インチ・シューズ装着車では最小回転半径が大きめになるのも、グレード選択の際には要注意のポイントだ。

3.5Lエンジン2.5Lエンジンメータータイヤ走行3

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河村 康彦
筆者河村 康彦

1960年東京生まれ。工学院大学機械工学科卒。モーターファン(三栄書房)の編集者を経て、1985年よりフリーランスのモータージャーナリストとして活動を開始し、現在に至る。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー選考委員 などを歴任。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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