日産 エルグランド「NISMOパフォーマンスパッケージ」試乗レポート/渡辺陽一郎(3/3)

日産 エルグランド「NISMOパフォーマンスパッケージ」試乗レポート/渡辺陽一郎
日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール] 画像ギャラリーはこちら

ベースモデルの走行安定性の高さを継承し、その上さらに底上げを

日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール]

エルグランド「NISMOパフォーマンスパッケージ」の走行安定性は、重量級のミニバンとしてはかなり高い。ベース車のエルグランド自体、全高が1800mmを超えるミニバンとしては優れた水準にあり、「NISMOパフォーマンスパッケージ」では、挙動のバランスを崩さずにさらにレベルアップした。スポーツサスペンションキットを装着し、タイヤは19インチ(245/45R19)。銘柄はブリヂストン ポテンザS001であった。カタロググレードに19インチタイヤは用意されないが、ライダーハイパフォーマンススペックは同サイズの19インチを履く。

足まわりの変更とタイヤのグレードアップで路面をつかむ力が強まり、コーナリング時には、背の高いミニバンなのに旋回軌跡を拡大させにくい。勢い良く曲がることもできるが、ボディが唐突に傾く不安感はなく、足まわりがしっかりと機能している。ミニバンでスポーティドライブを楽しむユーザーは少ないと思うが、曖昧な動きをしないから普通に運転しても楽しい。危険を回避する性能も高められている。

その気になれば高重心のミニバンを「振りまわす」ことも可能で、安定した動きと、高い位置から見降ろす風景のミスマッチが面白い。エルグランドの「NISMOパフォーマンスパッケージ」に慣れたユーザーが、普通の背の高いミニバンを運転する時には、注意する必要があると思う。そこまで運転感覚が違う。

「アンチ街道」まっしぐら! 趣味性の高いミニバン

日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール]

乗り心地はスポーツサスペンションキットと19インチの組み合わせで硬めになるが、バタバタした粗さは感じない。走行性能の向上を考慮すればバランスは取れている。

エルグランドの「NISMOパフォーマンスパッケージ」は走行性能を偏りなく向上させた。この背景にあるのは、ベースとなるエルグランドの良さだろう。ボディを入念に造り込んだから、足まわりを変更して19インチタイヤを履かせても不都合が生じにくい。同様の傾向がスイフトスポーツやアクセラXDなどの高性能モデルにも当てはまる。

今のエルグランドは、販売面ではヴェルファイア&アルファードに負けている。日産にとっては問題だろうが、個人的には「それでもイイじゃないか」と思う。エルグランドはヴェルファイア&アルファードに比べて走りをキッチリと煮詰め、ミニバンでありながら趣味性が強い。その性能をさらに高めた「NISMOパフォーマンスパッケージ」も手に入る。

広くてゴージャスなインテリアにダイナミックで楽しい運転感覚を組み合わせ、これからも往年のセド&グロと同様、「アンチ街道」を突っ走って欲しい!

[レポート:渡辺陽一郎/Photo:茂呂幸正・NISMO・NISSAN]

※画像をクリックすると、新型 エルグランド「NISMOパフォーマンスパッケージ」のフォトギャラリーをチェックできます!

日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]
日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[インテリアカラー:グランドブラック]

日産 エルグランド(E52) マイナーチェンジ後用 NISMOパフォーマンスパッケージ 概要

日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール]日産 新型 エルグランド 350 ハイウェイスター プレミアム[2WD]「NISMOパフォーマンスパッケージ A Kit」[ボディカラー:ブリリアントホワイトパール]

■NISMOパフォーマンスパッケージ ラインアップ:

A Kit[703,000~795,000円] /B Kit[573,000~665,000円]/エアロパッケージ(フロントアンダースポイラー・リヤアンダースポイラー・サイドスカート・リヤサイドスポイラー・アルミロードホイール LMX6)[408,000~500,000円]

■適合車種:

A Kit : エルグランド(E52) ハイウェイスター(2014/1~)2WD車

 B Kit、エアロパッケージ : エルグランド(E52) ハイウェイスター(2014/1~)

■詳細は・・・

日産「エルグランド」専用ニスモパーツ・パフォーマンスパッケージ発売[自動車ニュース/2014年7月3日]も併せてチェック!

前へ 1 2 3

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 エルグランドの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 エルグランドのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 エルグランドの中古車検索 日産の記事一覧 日産 エルグランドの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 エルグランドのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる