日産”オーテック”車オーナーが年にいちどの里帰り|AOG湘南里帰りミーティング2017、雨にも負けず!今年も盛況に開催(3/3)

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会場一番乗りはエルグランドのキャンピングカー[参加者インタビューその1]

かなり希少なジャンボタクシーベースのハンドメイドキャンピングカー

8時の開場時間と同時に先陣を切って会場に入場したのは、群馬からエルグランドジャンボタクシーを改造したキャンピングカーで参加のハンドルネーム「ヒロさん」。

ちょっとお話をうかがおうと近くにいってクルマの外観を見学していたらスライドドアが開き、「見たことのある方が何してるんですか?取材ですか、どうぞどうぞ」と、ヒロさんではないお二人から招き入れられることに。里帰りミーティング常連の”こーたろー”さんと”つと民”さんが、エルグランドオーナーのヒロさんとお話ししているところにお邪魔させていただいた。

実はこのエルグランドのキャンピングカーは、今年見つけて買ったばかりなのだとか。

「この前もキャラバンのガソリンロングのキャンピングカーに乗っていました。前から気になっていたのですが、かなり希少なジャンボタクシーベースのキャンピングカーが出てきたので手に入れてしまったのです。ちなみに今日もう一台フィールドベースXというディーラーでキャンピングカーとして販売されたモデルも一台エントリーしているようですが、そのクルマと同じお店でこのクルマも買いました。世間は狭いですね。このクルマは前のオーナーがジャンボタクシーをベースにおそらくDIY的に仕上げたのではないでしょうか。でもよくできています。」

「このクルマはエルグランドの初代モデルなのでVGの3.3リッターエンジンを搭載しています。このエンジンのフィーリングも好きですね。3トンに迫る車重がありますがぐいぐい加速していきますし、リアがワイドトレッドになっているので安定性が抜群なのもこのクルマのいいところです。昨日は23時ころに一番乗りで到着。入口のところで寝ていました。圏央道が開通したので湘南もグッと身近になりましたね。」と話した。

「ひもがキモです!」茅ケ崎仕込みの小ネタ、アリマス[参加者インタビューその2]

バックゲートの開閉に合わせてトノーカバーも動く

普段クルマに数多く触れる自動車メディアで活躍する人にもオーテック車のファンは少なくない。オートックワンでも活躍中の”フナタン”こと小鮒 康一さんもそんな一人。

日産 ノートe-POWERの”モードプレミア”を今年購入して、大磯に初・里帰りを果たした。

「リーフに試乗したらかなり好印象だったので検討したのですが、集合住宅では充電設備が設けられません。そんなときにノートe-POWERが登場。乗り味はかなりリーフの良さを残しながら、発電機を内蔵しているようなこのクルマはとても魅力的。満タンで800キロは固く走ることができる航続距離も満足しています。燃費がいいという以上に、遠くまで走れるという意味でリーフを凌駕していると言えるかもしれません。

クルマはエコカーとはいっても環境負荷は避けられません。むしろその環境負荷という犠牲を払っても、クルマだからできること、行ける場所という価値が大切だと思います。その点で航続距離の長さは大切ですね。お財布にやさしいのは素直にうれしい点ですが」

「こだわりはトノカバーでしょうか。パーツを取り寄せて納車前に施工してもらいました。その後、オプションでトノカバー自体は装着できるようになりましたが、耐荷重の問題でしょうか、バックドアを開閉した際のひもは付きません。やはりハッチバック車で覆いができると便利ですし、そのカバーはバックドア連動のほうがいい。その意味でこだわって装着してよかったなと思います」とこだわりポイントを紹介してくれた。

はじめての遠出です!と語る福島のボレロA30オーナー[参加者インタビューその3]

雨の日は乗りません

今年はオーテックジャパン創立30周年記念モデル「マーチボレロA30」が発売になってから初めての里帰りミーティングとなった。一台ずつ完成しては出荷していた関係で、オーテックジャパンの社員も「こんなにA30が並んだ光景は今までに見たことがありません」と話していたほど。そんな機会だからオーナーの方にも少しお話をうかがった。

お一人目は福島県から参加のハンドルネームmayukiさん。ボレロA30は買い替えではなく買い足しだそうで、普段は別のクルマに乗っているという。

「ようやく2600キロを超えたあたりです。普段はあまり遠出はしませんし、今日は雨ですが雨の日は乗らないようにしていました。今回が初めての遠出と言ってもいいかもしれません。かなり距離はありましたが、そんなに疲れませんし、やはり別格だなあ、と思いますね。」と話してくれた。

マーチボレロA30の1号車も里帰り[参加者インタビューその4]

走っているだけでつい笑顔になる

東京都から参加のハンドルネームともぴーさんのボレロA30は、なんと第一号車。ようやく5000キロを超えたあたりなのだそうだ。

「走っているとついニコニコしてしまいます。メーカーに勤めていますのでメカ好きの仲間もいるのですが、そういう人に見せると興味深そうに見入ってますね。でも多くの人はパッと見ても特別なマーチとは気付かないようで、見向きをされないことも多いです。わかる人にはわかる一台というところでしょうか。

一度アンテナをひっかけてしまってフェアレディZのものに変更しています。また欲を言えば、あともう少し車高を低くしたらもっと恰好よくなると思うのですが」とコメントを下してくれた。

AOG湘南里帰りミーティング参加のためだけにオーテック車を買ってもいい!?

あいにくの天候で、エントリーしたものの参加できなかった人もおり、いかに遠くから参加したかの「遠来賞」や、積算距離の多さを競う(仮装ならぬ)「過走大賞」など、恒例の表彰式も中止となったため、集計の上で後日発表となった。

昼過ぎには徐々に会場を後にする参加者もいたが「また来年!大磯でお会いしましょう!」オーナーどうしそんな声を掛け合いながら名残惜しそうに、家路についていた。誘導するオーテックジャパンの社員も「お気をつけて、来年もお待ちしております。」と会場を後にする参加者に声をかけて見送った。

毎年のことながら、全国津々浦々にある日産ディーラーに行けば、カタログがあり、誰でも購入することができるオーテック車。

もし「普通の日産車では飽き足らない」「こういう機能があるといいんだけど」などと思ってオーテックジャパンが手掛けたモデルを手に入れたなら、ぜひ一度はAOG湘南里帰りミーティングに参加してほしい。

語弊を恐れずに申し上げれば、ここに来るためにオーテック車縛りのクルマ選びをしてもよい!と思うほどだ。

「単に」とあえて申し上げるが、クラフトマンシップを売りにするこだわりを謳うメーカーはある。しかしそんなメーカーやクルマよりもさらに一歩先を行っていることが、このミーティングに来ると感じることができるからだ。出荷したクルマの特殊性、特別な点を誇るだけでなく、その先で乗った人がステアリングを握ったときに、つい「笑顔」をこぼしてしまうように・・・そう思って造っているに違いない。毎年こうやって、オーテックジャパンの社員が総出で出迎えてくれるのだから。

来年の”AOG湘南里帰りミーティング2018”・・・気が早いが、今から楽しみである。

[レポート&Photo:中込 健太郎]

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中込 健太郎
筆者中込 健太郎

自動車ライター。1977年生まれ。神奈川県出身。武蔵工業大学(現東京都市大学)工学部電気電子工学科・水素エネルギー研究センターを卒業。自動車産業向け産業機械メーカーを経て、大手自動車買取販売会社で店舗業務からWEB広告、集客、マーケティングなどに携わる。現場経験に基づくクルマ選びや中古車業界の事情に明るいことから、ユーザーはもとより、自動車販売の現場からの信頼も厚い。幼少期からクルマをはじめとした乗り物好きが高じ、車種を紹介するコンテンツなども手掛ける一方、「そのクルマで何をするか」をモットーに全国をクルマで旅行し、食べ歩き、温泉巡り、車中泊といったカーライフに関する執筆も多数手がける。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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