日産 ノート 新型車徹底解説
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シートアレンジ操作の簡単さにもこだわった
ここ数年、大きな車から乗り替える“ダウンサイザー”が多いコンパクトカー。この活気ある市場に、あらたに登場したのが、日産「NOTE」である。
使い手の立場で考えられた室内アレンジは、荷室の広さ以上の収納力。ラゲッジは上下に分けられた「2段マルチリンクトランク」を採用。間仕切り板は立て掛けることも出来るので、用途に応じたレイアウトが可能。その他、助手席のダッシュボードの扉の前にポケットがついた「ブローブボックスポケット&ティッシュボックスホルダー」。頻度が高い地図などを入れておくのに便利である。シートにもこだわり、シートクッションの奥行きや厚みが他のクルマに比べると大きく、ゆったりとしている。また、タイヤの出っ張りがないので、ゴルフバックも横にしての収納も可能になっている。
エクステリアのイメージは、踏ん張り系。四隅にあるタイヤレイアウトに、窓を大きくするための低いウエストライン。大きなヘッドランプはマーカー付き。ルーフからつながっているリアサイドデザインは、整流効果にも配慮されたコンビランプ。機能性を備えたデザインになっている。
エンジンはオールアルミエンジンのHR15DE。そのうえコンパクトサイズで、軽量化はもちろん、前方吸気&後方排気タイプで、ストレート排気系による排気抵抗の低減とクリーン排気性能を両立。平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)に適合している。また、それに組み合わされるエクストロニックCVTとの協調制御により、動力・運転・燃費の高性能が実現している。
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