日産 モコ 新型車徹底解説
- 筆者:
- カメラマン:島村栄二
日産らしいデザインクオリティのスモールカー
日産の軽自動車「モコ」がフルモデルチェンジした。スズキの「MRワゴン」からのOEM車だが、MRワゴンは“かわいい”のに対し、モコはそれプラス“カッコイイ”も備わったクルマとなっている。
モノフォルムデザインがスタイリッシュな新型モコ。ノンターボ車とターボ車でそれ程大胆な違いはつけず、ターボ車にはカジュアルでスポーティな感覚のフロントグリルや14インチアルミロードホイール、フォグランプが装備される程度。ターボ車に”走り”のイメージを押し付けるようなことはしていない。そのほか、Aピラーはグレードによって、ボディカラーと同色のものとブラックアウトピラーが用意されている。外装色は日産専用色を含む全8色。なお、大型ヘッドランプとラジエーターグリルに、MRワゴンとの違いを表している。
インテリアは、シンプルで見易い大型スピードメーターを設定、メーターの中央部にはシフトポジションインジケーターを表示するなど、ドライバーに優しいデザインとなっている。そして、モコのロゴがあしらってあるオシャレなシートは、ベンチシートでゆったり座れて運転席/助手席の移動もスムーズな前席と、5:5分割の後席はシートスライドとリクライニングができて、ワンタッチ操作のダブルフォールディングシートとなっている。こんなモコの内装色は、ボディカラーに合わせたカラー2色が用意されている。
軽自動車初装備として、消臭シート&吸音・消臭天井が全車に標準装備されている。そのほか、UVカットガラスやステアリングなどに抗菌仕 様。ディーラーオプションでは花粉に対応するクリーンフィルターなど、嬉しい装備が満載である。
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