日産 エルグランド 新型車徹底解説(1/6)

  • 筆者:
日産 エルグランド 新型車徹底解説
画像ギャラリーはこちら

初代のコンセプトをそのままにすべてをボリュームアップ

平成9年にデビューした初代エルグランドは、テラノの基本コンポーネンツをベースにノーズ付きの1ボックス型ボディを架装したモデルだった。平成初頭まで、日本のユーティリティ重視型RVはキャブオーバー1ボックスが主流となっていたが、衝突安全性をクリアにするため、徐々にこうしたノーズ付き1ボックスに移行してきた。日産では、エルグランドのほかにも、同一クラスのモデルとしてラルゴをラインアップしていたが、エルグランドのほうがはるかに人気が高く、他メーカーを含めて5年間もの間トップセールスを維持し続けてきた。

新型エルグランドは、初代で好評だった部分をさらにボリュームアップして登場した。ベースとなるのは初代エルグランドでホイールベースを50mm延長、全長はプラス55mm、全高はマイナス20mm、全幅の変更は行われなかった。

一見してわかるとおり、かなり迫力のある面構えである。詳しくはエクステリアのコーナーで紹介するが、エルグランドが高人気を博したのには、その押し出しの強いデザインが大きく影響している。ハイパワーエンジンとそれに見合うエクステリア、そして1ボックス系ユーザーからの乗り換えでも、十分に満足させてくれるだけの豪華なインテリアがエルグランドのすべてと行っても過言ではない。搭載エンジンは3.5リットルのV6のみ、グレード展開は上からXL、X、VG、Vで、もちろんハイウェイスターもラインアップされる。XLのみ7人乗りで、残りはすべて8人乗りとなる。

1 2 3 4 5 6 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 エルグランドの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 エルグランドのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 エルグランドの中古車検索 日産の記事一覧 日産 エルグランドの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 エルグランドのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる