日産 2リッターターボ搭載のスカイラインを5月に投入!

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:オートックワン編集部
日産 2リッターターボ搭載のスカイラインを5月に投入!
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-EV技術活用し、プラグインハイブリッドをコンパクトセグメントに投入か-

日産が4月18日、グローバル本社ギャラリーで行った報道陣向け「2014年度国内販売の取り組みに ついて」の説明会で、CCOの西川氏、副社長の片桐氏から今後の国内販売に向けた取り組みなどが 説明された。

その中で、「来月(5月)には、ダイムラーとの提携により生まれる、2リッターターボ搭載のスカイラインを投入する」とコメント。自動車専門誌などでは秋ごろの登場が噂されていたが、予想より早い登場となる見込みだ。

その新型スカイラインに搭載される2リッターターボエンジンは、メルセデス・ベンツEクラスなど に搭載される1991cc直列4気筒の274型。最高出力211ps/5500rpm、最大トルク35.7kg-m/1250~ 3500rpmと現行Eクラスと一緒。走りと燃費を両立したエンジンとして評価が高いものだ。

価格については触れていなかったが、その価格次第では新たなユーザー獲得になるはずだ。

コチラも噂されている、ひと回り小さいスポーツカー(東京モーターショー2013に登場したiDX)の開発などには、「NISMOバージョンを各モデルに追加していくことで、日産のスポーツイメージを具現化していく」との回答に留まった。

トヨタ86 & スバルBRZの登場から、今年は軽でもダイハツ新型コペン、さらにはホンダS660の登場も噂されている 。来年2015年にも欧州仕様のホンダ シビックタイプRやNSX、さらにはマツダ ロードスターなど、続々とスポ ーツモデルが登場する予定だ。

日産もGT-RやフェアレディZなどのスポーツカーは持っているが、価格的に若い層にスグ手が届く 代物ではない。ぜひとも若い日産ファンを育てる意味でも、コンパクトスポーツのカテゴリーの登 場に期待したい。

そしてもう一つ、EV市場でのの強化を図るべく、「日産と三菱の合弁会社、NMKVにおいて、軽自動 車のEVモデルの開発に着手した」とのこと。

三菱ではi-MiEV、日産ではリーフと電気自動車技術を持つ2社が開発するのは、必然だったという 。

なるべく早い時期に登場させるべく開発を急いでいるとのことなので、今年国内にも導入される BMW i3やVW e-UP!やe-ゴルフの追従に、EVでは先行してきた両社が新たな次世代EVを期待したい。

さらに「これまでのEV技術を活用したハイブリッドシステムは完成した」とのコメントも。多くの ユーザーに乗ってもらえるカテゴリーにまずは投入したいとのことだ。

今、最も売れているカテゴリーから推測するに、トヨタ アクアやホンダ フィットハイブリッドが デッドヒートするコンパクトHV市場。

このボリュームゾーンにPHEVを投入してくるのでは?と予想される。新型車での投入は時間がかか ることから、同カテゴリーに持つ、日産ノートにプラグインハイブリッドを搭載するのが有力か。

EVを積極的に推し進めてきた日産だが、インフラ整備や航続距離の問題で販売数が伸び悩んでいた が、ガソリン車の電動化によって、一気に市場に攻勢をかけていきたいところだろう。

数日前にも、スズキが軽のハイブリッドでリッター40km/L超えを狙うと新技術を発表したばかり。

来年にも登場が噂されるトヨタの新型プリウスが次世代ハイブリッドシステムなどの搭載でリッター40km/L超との情報もチラホラ聞こえてくる。技術の日産をアピールするためにも、早くに新技術投入を図っていきたいところだろう。

新技術といえば、日産は「スマート・ルームミラー」を6月からエクストレイルとエルグランドか ら採用を行うと発表。この「スマート・ルームミラー」は、荷室の荷物や後席に座る乗員によって通常のルームミラーでは後方視界が悪い状況下でも、車両後方に付けられた専用カメラによってクリアな後方視界を提供 してくれるもの。

今までありそうでなかった、スゴく便利な装備だ。通常の駐車時などに使うバックモニター用カメラでは画素数が35万画素くらいらしいが、この「ス マート・ルームミラー」に使われるカメラは、130万画素とかなりの高画質なもの。

ルームミラーを常に液晶モニターとして使ってもOKだし、通常ルームミラーとして使うこともレバ ーの上げ下げだけで簡単に切り替えられ、誰でも簡単に扱うことができる。

ちなみに最初は、上記の2車種にディーラーオプションとして設定。予定では5~6万円くらいで提 供できるのではということだ。

そして忘れてはいけないのが、日産80周年の年ということで、80周年特別仕様車を「キューブ、リーフ、ジューク」に設定し発売する。80周年を記念して、特別色に日産歴代スポーツカー、フェアレディZの「プレミアムサンフレアオレンジ」「プレミアムディープマルーン」、そしてGT-Rの「オーロラフレアブルー・パール」の人気色3色を用意。

往年の名車たちの人気色が現行の上記3車種に復活する。

また、この特別仕様車の専用スペシャルアイテムとして、ブロンズカラーのアウトサイドドアミラーとホイールカバー、それにクロムのアウトサイドドアハンドルを装着する。あると便利なスマート・ルームミラーに80周年特別仕様車。ぜひお店に足を運んで実車と、その快適さを体験してみては。

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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