日産 ジューク 試乗レポート/小沢コージ(3/3)
- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:原田淳/オートックワン編集部
高速に入っても足は硬めだが、乗り心地はフラットで良好。ハンドリングもビシッと安定する「直線番長タイプ」で、それでいてレーンチェンジをするとボディがほとんど傾かずシャープに動き、驚くほどスポーティ。リアルスポーツではないが「スポーティなSUV」と言える動力性能。
この辺の実力はさすがに日産、オシャレなだけの輸入車ではこの味は出せないだろう。
操作系にもジュークならではのユニークポイントがあって、それは大型ナビモニター下の「ドライブモードコントロール」。
これがざっくり「ノーマル」「スポーツ」「エコ」の3モードが選べ、一瞬エアコンの切り替えスイッチ?かと思いきや、空調だけでなくエンジン特性、ギアボックスのCVT特性まで一括で制御。
この辺りの力の入れ具合もさすがに日本車、170万円台とは思えないレベルだ。
聞けばジューク、試乗直後のカルロス・ゴーン社長も親指を上げて「グッジョブ!」と言ったそうで出色の出来。
一応、ヨーロッパメインのニューコンセプト商品だが、日本でも結構ウケるんじゃないでしょうか。
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