autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート 日産 フーガ 試乗レポート

試乗レポート 2005/9/16 14:33

日産 フーガ 試乗レポート

関連: 日産 フーガ Text: 石川 真禧照 Photo: 原田淳
日産 フーガ 試乗レポート

レクサスへの刺客

フーガは04年10月に日産が投入したラージサイズの4ドアセダン。ポジショニングは、セドリック/グロリアに代わるクルマになる。

デビュー当時のエンジンラインナップは、V6の2.5Lと3.5Lだった。

このフーガは、日本だけでなく北米でも売られている。北米では日産の高級ブランドであるインフィニティの上級車、Mモデルだ。北米ではM35とM45になる。つまり、3.5Lと4.5Lの2本立てだった。北米には2.5Lがなく、上級イメージを強調してきたのだ。

日本向けはセド/グロユーザーのことも考え、2.5Lと3.5Lにしたのだ。しかし、トヨタがレクサスブランドを日本で展開することになり、日産も考えを変えた。

レクサスGSの対抗馬として、M45を選んだのだ。いわば、レクサスへの“刺客”というわけ。V8、4.5Lの4ドアセダンは、こうして、05年8月に国内に投入されることになったのだ。

V6モデルと差別化されたデザイン

ボディサイズは、これまでのフーガよりも全長がやや長くなっている。60mmの延長はリアバンパーの形状が専用デザインになったことで、V6モデルとの差別化が行なわれた。さらにバンパー下から左右2本ずつの4本出しマフラーを採用している。

インテリアは本革シート、フロントはエアコンディショニングシート、助手席パワーオットマン機構などを標準装備した。450GT専用として本木目のパネルを採用している。さらにピアノ調パネルとブラック内装の組み合わせも新設定された。

安全面ではフロントシートのサイドエアバッグ、カーテンエアバッグを標準装備している。

室内の居住空間はフロントシートはやや低めで、ホールド性はよい。リアシートは低めの着座で、座面後ろはさらに低めで、ヘッドスペースをかせいでいる。足元も狭くないが中央席は床面が高く、実用的でない。

世界でもトップレベルの走り

日本仕様のV8、4.5Lエンジンの最高出力は333馬力/6400回転、トルクは46.0kgm/4000回転だ。これは3.5Lモデルよりも53馬力、9.0kgmも強力になる。北米仕様とほとんど同じ性能だ。

組み合わされるミッションはマニュアルシフトモード付の5速ATになる。

Dレンジにシフトして走り出す。スタートの1500回転からトルクが太く、アクセルレスポンスがとてもよい。そのままアクセルを踏みこめば一気に6700回転まで上昇する。

0→100km/h加速は5秒台。これは3~4Lクラスのスポーツカーと同じ数値。メルセデスEクラスのAMG、BMW5シリーズのM5と同じレベルの加速性能だ。

サスペンションもしっかりチューンされている。乗り心地はややかため。これは 245/40R19タイヤの影響もある。コーナリングはロールも抑えられ、フロントの重さをほとんど意識させない。世界でもトップレベルのビッグサイズスポーツ4ドアだ。

一度は乗ったほうがいい

V8、4.5Lエンジンを意識したフーガ450GTは、GTとGTスポーツパッケージの2グレードが用意されている。ミッションは5速AT、後輪駆動だ。

450GT投入の目的のひとつに、レクサスGSへの対抗がある。両車を比較してみると、ボディサイズは全長、全高で450GTが勝っている。とくに全高がたっぷりとしているので、室内空間は450GTのほうが断然広いのだ。

エンジンのフィーリングも450GTのほうがジェントル。スムーズに、リニアに、トルクが盛り上がる。

ハンドリングのシャープさは両車ともに好勝負だ。

450GTの強味は車両価格だ。4.5Lエンジンを搭載し、GTは554万4000円、スポーツパッケージでも567万円だ。

快適な高性能ビッグセダンを探しているのなら、一度は450GTに乗ったほうがよい。

日産 フーガ 関連ページ

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

日産 フーガ の関連記事

日産 フーガの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

日産 フーガ の関連記事をもっと見る

日産 フーガ の関連ニュース

日産 新車人気ランキング  集計期間:2017/8/22~2017/9/22