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デザイナーズルーム 2010/7/29 17:49

日産 新型エルグランド デザイナーインタビュー/プロダクトチーフデザイナー 大月圭介(2/4)

関連: 日産 エルグランド Text: 森口 将之 Photo: オートックワン編集部
日産 新型エルグランド デザイナーインタビュー/プロダクトチーフデザイナー 大月圭介

まずはハイウェイスターから・・・

ELGRANDチーフデザイナー大月圭介氏とインタビュアーの森口将之氏

A:FFになったことでデザインに影響はありましたか

O:前輪駆動はサイドのプロポーションが違います。低くなっただけでなく、タイヤに対するドライバーの位置が異なるのです。

FRではドライバーが前輪に乗り上がるような位置でしたが、今回は高さを下げつつ後ろに移動しています。そのぶんノーズは伸びます。セダンのFFとFRの関係とは逆なのです。

エンジン搭載位置も100mm低いので、ボンネットを低くすることもできましたが、エルグランドらしさを出したかったので、厚めに作ってあります。

A:顔つきは旧型と似ていますが

新型エルグランド

O:フロントマスクはブランドの一部ですから大事にしたい。ボディサイドなど大きな部分は変わっているので、ディテールはイメージを継続させたという理由もあります。

ただ、現行型ではドアミラーにつながっている上面のキャラクターラインを、ノーズ幅いっぱいに取り巻くような線に変え、ワイド感を強調した点は異なります。フロントフェンダーがブリスター風に見えるはずです。

さらにヘッドランプは薄くして鋭い目つきを表現しつつ、グリルはしっかり見せたかったので下に向けて伸ばし、左右を曲線で処理しました。

A:後ろ姿も現行型のイメージを受け継いでいますね

新型エルグランド

O:リアもわかりやすさという観点から、ランプ類は意図的にエルグランドらしい処理にしています。

ただ全体的にダイナミックにしているので、ライセンスプレート周辺には斜めのラインを入れ、ショルダーの張り出し部に赤いガーニッシュを合わせてワイド感を強調しています。

とはいえエルグランドはミニバンの最高峰で、3列きっちり乗れることが大前提なので、ルーフラインは落とさず、四角いままとしました。変えた部分と継続した部分の融合は少し苦労しました。

A:新型エルグランドはハイウェイスターがグレードの主力になるようですが、デザインでも最初にハイウェイスターを手掛けたんですか

O:そのとおりです。通常は最初に標準型を作り、エアロパーツを追加していくので、異例の進め方です。販売比率やユーザーのイメージはハイウェイスターですから。

でもパーツを外すことを考えながら造形したつもりですし、クレイモデルでは反対側を標準型にしたりできるので、決して無視しているわけではありません。

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