アウディジャパン、新型「A6 アバント」を発表

公開日:2012/02/09 14:10 最終更新日:2012/02/09 14:14

アルミ素材を部分採用するハイブリッド構造のモノコックボディを採用

アウディジャパンは、プレミアムアッパーミディアムクラスのステーションワゴン「Audi A6 Avant(アウディ A6 アバント)」をフルモデルチェンジし、2月9日に発表した。2月下旬より全国のアウディ正規ディーラーにて販売を開始する。

新型アウディ A6 アバントは、軽量化したボディや新世代クワトロ(フルタイム4WDシステム)といった『イノベーティブな技術』、スタート・ストップシステムを搭載するガソリン直噴エンジンによる『環境性能とスポーティドライブ』、最高級レザーインテリア、新世代タッチパッド付きマルチメディアインターフェイス「MMI touch」、プレミアムオーディオの「Bose」(ボーズ)や「Bang & Olufsen」(バング＆オルフセン)などの採用による『高い品質基準』、さらにステーションワゴンならではの広いラゲッジスペースなど『高いコンフォート性と機能性の両立』を実現などを特長とする。

A6 アバントのモノコックボディは、先行してフルモデルチェンジした「A6 セダン」同様に、軽量なアルミ素材を全体の20%以上に使用することで安全性、快適性をさらに高めた。アルミニウムとスチールを組み合わせるハイブリッド構造によりボディ剛性は飛躍的に高まり、ハンドリングや衝突安全性の向上に大きく寄与する。さらに、旧型A6 アバントと比べ、車両重量は約20kgもの削減に成功した(A6 アバント 2.8 FSI クワトロ比)。

新型「Audi A6 Avant(アウディ A6 アバント)」[画像は欧州仕様車]　エクステリア

アウディらしい美しいデザイン

新型「Audi A6 Avant」[画像は欧州仕様車]　バイキセネンヘッドライト(LEDヘッドライト)　点灯時

新型「Audi A6 Avant」[画像は欧州仕様車]　リアコンビランプ(LEDリアライト)

また、アウディが力を入れるデザインの美しさも新型 A6 アバントの大きな特長。エクステリアデザインは、フラットなDピラーまで続く特徴的なルーフラインがスポーティさを醸し出し、エレガントかつプレステージ性を両立する。フロントのLED ポジショニングランプに加えLEDヘッドライトをオプション設定。一目でアウディと分かるブランドアイデンティティと先進性、強い存在感を放つ。

日本仕様に搭載されるエンジンは2.8リッターV型 6気筒ガソリン直噴(FSI)と、3リッター V型 6気筒ガソリン直噴スーパーチャージャー(TFSI)の2種類を用意。いずれのパワーユニットにもアイドリングストップ機構「スタート・ストップシステム」を採用し、さらに7速Sトロニックトランスミッション、4WDシステム「クワトロ」を組みあわせる。また減速エネルギーを電気エネルギーへ変換、バッテリーへ還流させるエネルギー回生システムを搭載。徹底的に効率を高めることで、JC08モード燃費は2.8リッター「2.8 FSI クワトロ」が11.8km/L、3.0リッター「3.0 TFSI クワトロ」が 11.0km/Lと、旧モデル比で約20％向上し、優れた環境性能を誇る。

価格は「A6 アバント 2.8 FSI クワトロ」が640.0万円、「A6 アバント 3.0 TFSI クワトロ」が865.0万円(共に消費税込み)。

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筆者

監修者樺田卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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