フォルクスワーゲン「4ドアup!」を発表
新型「up!」に本命の4ドアバージョンが追加!5月よりドイツで販売開始
2ドアバージョンの「up!」を昨年12月に発売開始しているドイツでは、スモールカーセグメントにおいてクラストップの登録台数を記録。
そして今回、フォルクスワーゲンでは「up!」に4ドアバージョンを追加し、ドイツ国内で5月から販売を開始すると発表した。なお、初夏までに欧州全域での販売を予定しているという。
フォルクスワーゲンでは4ドア「up!」の追加により、顧客の半数以上がこの4ドアバージョンを選択すると予想している。
4ドア「up!」にも、2ドア同様に2つのエンジンラインアップ(44kW/60PS、55kW/75PS)と5種類の仕様が用意される。また、ボディサイズも2ドア「up!」と同一になる。
一方で、4ドア「up!」ではサイドシルエットが2ドア「up!」と異なる。2ドア「up!」ではサイドウィンドウの下のラインがCピラーに向けてせりあがっているのに対し、4ドア「up!」では、このラインは水平にCピラーまで到達する。フロントエンドやリヤエンドは2ドア「up!」と同じデザインだ。
トランクリッドの内側には2ドア「up!」と同じ251リットルというトランク容量を確保し、リヤシートを完全に折り畳めば、カーゴスペースは951リットルまで拡大することができる。
後席ドアは大きく開く事によって快適な乗降性が確保され、4座のインテリアスペースは2ドア「up!」同等の、クルマのサイズからは想像出来ない程良好な広さを得ている。
後席のヘッドルームは947mm(前席は993mm)あり、レッグルームも789mmが与えられた。また、いわゆるヒップポイントが後席では378mmと、前席(306mm)より高められたシアター形式を採用し、ドライバーの肩越しに良好な視界が確保されている。
安全装備については、シティエマージェンシーブレーキ機能をオプションで用意。時速5km/hから30km/hで走行中に、前走車や障害物に対して衝突の可能性を検知し、自動ブレーキが作動するこのシステムは、このクラス初の装備という。
「up!」に搭載されるシティエマージェンシーブレーキシステムは、フロントガラス上部に内蔵されたレーザーセンサーによって、車両の前方およそ10mをスキャンして、衝突の可能性を検知し自動ブレーキを作動させるシステムだ。
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