ブリヂストン、タイヤサイドへのカラー印刷技術の開発に成功-東京オートサロン2012にも出展-
株式会社ブリヂストンは、これまでのカラータイヤ技術とは異なる全く新しいタイヤ印刷技術の開発に成功したと発表した。
これまでもタイヤサイド部に白いゴムを採用したホワイトリボンタイヤやホワイトレタータイヤがあったが、変色を防ぎ、耐久性を確保するために多くの白いゴムを採用しているため、タイヤ質量も増える傾向にあったという。
今回、同社が開発したタイヤ印刷技術は、変色防止層の上に新規開発インクと保護層を印刷することで、タイヤ質量が増えることも無く、燃費を含めた環境に配慮しながら、タイヤをドレスアップする技術。
また、タイヤ印刷技術ならではの特徴として、将来的にはユーザー自身がデザインしたオリジナルデザインや写真等をタイヤサイド部に印刷し、不要になった場合はデザインを落として、新たに印刷を施すサービスも検討しているとのことだ。
ブリヂストンでは今後、実地評価を進めて市場性のある技術へと完成度を高め、全く新しい車のドレスアップ手法として、早期実用化を目指していくとしている。
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